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89.存在 両side ページ39

JH「なぁA。……俺の事さ…」

A「ん?…な、なに?」

JH「…いや。俺の事…いつから知ってた?」

A「いつから…?うんと…ジョンハンくん達と公園で逢うちょっと前かなぁ」

JH「…そか。なんで知ったの?」

A「うん…。笑わない?」

JH「笑う事なの?」

A「そうじゃないけど…あのね…走ってた」

JH「ん、えっ!?何?」

A「だからっ!走ってたの!!」

JH「…走らない人居るの?」

A「…もうっ!だから嫌だったのに〜!!」

JH「…ぶっ…あはははっ!!ふふっ」

A「もう…笑わないでって言ったのに…」

JH「ごめん…ふふっ。そか、俺走ってたか」

A「……うん」


ジョンハンくんはにこにこして何故か嬉しそう
まぁいっか…
でも絶対変な奴だと思われたよね…







JHside


俺を知ったのが
走ってたから…


何その理由〜♡
可愛過ぎないか〜♡
やべぇ…ニヤけが止まんない…


走るのも悪くないなっ
幾らでも走りますよ!!
体育祭の時もし走れていたら
もっと早く俺の事知ってくれたのかなぁ。
もし、そうだったら
もっと早く仲良くなれてたの?
俺が好きだって言ってたらAは彼女になってくれてたのかな…


横で野菜を切るAと並んで皮を剥いて
時々目が合って
可愛いくにこって笑うAに
ときめかない奴が居るのかなぁ…


誰にも渡したくないのに
俺のものには出来ないもどかしさが
悔しくて辛くて…
神様はなんでAに逢わせたの?
俺を試すみたいに……


勝手に好きになって
勝手に諦めて
やっぱり好きで
やっぱり諦められない…






A…俺さ…
ずるいかもしれないけど









ずっとAを好きでいたい









ずっと…好きでいてもいいかなぁ…








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作者名:ぽけ | 作成日時:2021年9月30日 23時

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