61.デートの約束 ページ11
部屋割りは男女分かれてるからスニョンとは別々だけど
何故かあたしの部屋はふたり部屋で
同室の子が友達の部屋で寝るからって…
えっ…ひとり？
まぢ？
てか、そんな事出来るの!?
ルナ来ないかなぁ…
まぁいっか。
ひとりで居るのも悪くない
野外活動の間は携帯没収だから
みんな持って来てないだろうけど
一応連絡してみるか。
A
【ひま〜!!】
4人のグループカトクへ送ってみた
全然既読にならない…
窓の外を眺めていたら
ウォヌくんとルナを見つけた
あのふたり…もしかして付き合ってる？
ルナ何にも言わないから多分付き合っては無いと思うけど
ルナはなんだか楽しそうで見ててほっこりする
ﾋﾞﾝﾖﾖﾖｰﾝ
スニョン
【A!!部屋にいるのか？】
A
【うん。誰もいないの…】
スニョン
【散歩行かない？】
A
【分かった。降りるね】
窓を閉めようと覗いたら
また…
ジョンハンくんと視線が合って…
胸がぎゅってなる…
ウォヌくんを呼びに来たジョンハンくんは
ウォヌくんと一緒にいなくなった…
ルナ
【A〜!!早く降りておいで〜!!】
外のルナに手を振って向かった
SN「A!!こっち」
A「お待たせっ」
RN「ジフナは日直だから担任に捕まってる」
A「そか。しかたないね…」
SN「ぶらぶらしよっ」
A「うん。行こっ！」
広大な敷地にある遊歩道を散歩する
夏が間近まで来てるからか
緑が鮮やかで綺麗だ
A「スニョンそういえばもうすぐ誕生日だね」
SN「うん!!」
RN「今年もお祝いしなきゃだね」
A「だね。何か欲しい物ないの？」
SN「ん〜。そばで笑ってくれてたらそれでいい…かなっ…」
A「え〜？」
RN「詩人か!!」
SN「じゃあ。Aと1日デートしたい」
RN「おぉ〜!!」
A「ふふっ。なにそれっ」
SN「本気だけど」
A「…スニョン？」
真剣な顔してるスニョン
A「分かった。デートしよっ!!」
SN「っ!?ほんとっ!?」
A「ほんと。約束ね」
SN「A…。ん、約束」
小指を絡めて親指引っ付けて約束した
A「何がしたいか考えてよね」
SN「プランは俺が考えるからAは着いてきてくれたらいいからっ」ﾆｺｯ
RN「自分の誕生日自分で考えるの？変わってんな〜!!」
A「ふふっ。スニョンらしいね」
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作者名：ぽけ | 作成日時：2021年9月30日 23時
