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709.温もり ページ9
スニョンと別れてジョンハンくん家に戻ったら
両手を広げたジョンハンくんが待っていた
JH「…また泣いて…おいで」
優しく囁いたジョンハンくんに身を委ねた
スニョンを拒絶してしまった罪悪感が消えない…
A「…酷いよね…あたし…」
JH「…Aは何も悪くないだろ」
A「…スニョン…会いたかったって…言ってくれたのに…うぅぅ…」
JH「ん…」
A「…あの子の事…ぅぅ…悪いやつじゃないって…うぅぅ…」
JH「ん…」
A「…なんで？…なんで庇うの？…うぅぅ…」
JH「ん…」
A「…Aだけだよ…ぅぅ…って…」
JH「もういい…もういいから…今日はもう考えるのやめよ」
A「…ジョンハンくん…」
JH「ん。ずっと一緒にいる」
A「……ん…うぅぅ…」
ジョンハンくんの温もりが今のあたしには何より有難かった
A「…ジョンハンくん…ルナの家に行く…」
JH「……ここにいて…」
A「…でもっ」
JH「俺が心配なの…一緒にいて欲しい…」
A「…ジョンハンくん…」
見つめる目が優しくて
小さな子を愛でるみたいなそんな目をしていた
JH「ルナに連絡する？」
A「……ん…」
JH「分かった。でもここにいるって約束して」
A「…………ん」
ルナに連絡したらとんでもなく怒ったルナが
20分後にはジョンハンくん家に血相を変えてやって来た
飛びついて沢山背中と頭を撫でてくれて
RN「A…今日も可愛い」ﾆｺｯ
って笑った
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作者名：ぽけ | 作成日時：2023年9月6日 6時
