707.言い訳 SNside ページ7
SNside
ジョンハンの家に向かって走った
Aがジョンハンと…
なんで…なんでだよ…
なぁ…A…何してんだよ！
チャイムを鳴らしてもバンバン叩いても中から応答が無い…
電気は付いてるし居るはずなのに…
SN「居るんだろ！ジョンハン！おい！ユン・ジョンハン！！開けろ！！」
JH「…夜中にうるせぇよ」
SN「開けろよ！A居るんだろ！」
JH「騒ぐなら開けない」
SN「……騒がないから…開けて…」
A…
JH「はぁ…泣き疲れて寝てる」
泣かせたのか？
ユン・ジョンハン！お前！！
胸ぐらを掴んだら振り払われて自分の胸に聞いてみろよって…
何なんだよ！！
JH「1週間も放っておいて挙句クソ女と何笑ってんだ？」
クソ女って誰だよ！！知らねーよ！！
JH「あぁお前にはもうあいつはクソ女じゃないか…」
JH「釘付けになる位お前にはいい女に見えるのか？」
何言ってんだ？
JH「…キム・イナ」
今なんて言った？イナ？
なんで…なんで知ってるんだよ
JH「A…楽しそうに笑ってたって」
えっ…
最悪…最低…
なんで…何を見たの？…A…
何浮かれてんだよ…
言い訳…
そんなの…
Aが何を見たのか何を聞いたのか
全部ジョンハンが話してくれた
言い訳なんか出来ない…
だって…
イナの実力を知って
イナはいい子なのかもって
イナが頑張り屋なのも知った
俺には今のイナはもう…
SN「イナは…クソ女じゃない…」
JH「…っ！？はぁ？…」
SN「クソ女って言うなよ…」
JH「何言ってんっ！…」
SN「イナの事知らないだろ！」
JH「……お前…何しに来たんだ？…A迎えに来たんじゃないのか？………Aは…帰さない。帰れっ！帰れよっ！！！」
ジョンハンが叫んだ時
A「……んっ…ジョンハンくん…？」
目を擦りながらジョンハンを呼んだA…
俺を見つけて
A「……ごめん」
って言った…
JH「Aが謝ることじゃないだろ？」
A「…黙ってジョンハンくん家来ちゃった…」
JH「A…」
SN「…A…帰ろ？」
Aは黙ってる
JH「…無理しなくていい…」
SN「A、帰ろっ」
しばらくの沈黙を破ったのは…Aだった
.
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作者名：ぽけ | 作成日時：2023年9月6日 6時
