ハルノヒ～天使と虎～ 15 (ページ6)

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706.ライバル襲撃 JHside ページ6

JHside

肩に顔を埋めて落ち着いたAの身体の力がすーっと抜けたのが分かった

JH「…A？…眠い？」

A「……ん…」

JH「寝ていいよ」

A「…………」

しばらくして規則的な小さなすぅすぅと可愛い寝息が聞こえて
このまま朝までこうしていたいと思った
俺もAにもたれるように目を瞑った

＼ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／＼ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／＼ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／
ドンドンドンドンドン！！！！

SN「居るんだろ！ジョンハン！おい！ユン・ジョンハン！！開けろ！！」

来ちゃったか…

Aをソファに寝かせて
玄関にむかう

JH「…夜中にうるせぇよ」

SN「開けろよ！A居るんだろ！」

JH「騒ぐなら開けない」

SN「……騒がないから…開けて…」

大人しくなったスニョンをドアアイから覗いたら
血相を変えたスニョンが立っていた

ｶﾞﾁｬ…

SN「Aっ！！？」

JH「静かにしろ！…寝てる」

SN「…寝てる…？」

JH「はぁ…泣き疲れて寝てんの！」

何故か今俺はスニョンに胸ぐらを掴まれてる…

SN「何した？ジョンハン…何したんだよ！！？」

胸ぐらを掴んでる手を振りほどいた

JH「自分の胸に聞いてみろよ」

SN「…はぁ？何言ってんだよ」

JH「お前…何してんだ？」

SN「何ってなんだよ」

JH「1週間も放っておいて挙句クソ女と何笑ってんだ？」

SN「クソ女…？…誰だよ」

JH「あぁお前にはもうあいつはクソ女じゃないか…」

SN「…なんの話しだよ」

JH「釘付けになる位お前にはいい女に見えるのか？」

SN「…釘付け？」

JH「…キム・イナ」

SN「…っ！？…なんで？…」

JH「A…楽しそうに笑ってたって」

SN「…………っ……」

JH「…言い訳…聞いてやろうか？」

スニョンはなんて言い訳するかな

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