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733.盛大な謝罪 ページ33
手を繋いで通りに出たら
4人が歩道の段に座って待ってくれていた
あたしとスニョンを見つけて
手を振るルナとウォヌくん
下を向いたままのジョンハンくんに
いつの間にか合流したジフナが小さく手を上げた
A「…みんなに謝らなきゃ」
SN「俺が謝る」
A「…一緒に謝ろ」ﾆｺｯ
盛大に謝ったスニョンをルナがポカポカ叩いて
ジフナがあたしの頭をなでなでして
ジョンハンくんがスニョンの肩を強めにパンチして
ウォヌくんはスマホ片手に笑っていた
A「…みんな…お騒がせしてしまってごめんなさい…ほんとにありがとう」ﾆｺｯ
JH「…良かったな」ﾆｺｯ
A「…ありがとう」ﾆｺｯ
WZ「腹減った…」
JH「ジフナ、うどんだから」
WZ「…Aか？」
JH「っ！？わぁ〜なんで分かったんだよ！」
WZ「っぽいから」
JH「わぁ〜！分かってんな〜ジフナ〜」
ジョンハンくんはジフナの腕をブンブンしてなんでだか喜んでた
みんなでうどんを食べに行って
「Aいっぱい泣いたから沢山食べな」って卵の天ぷらをくれるジョンハンくんに
「…ご飯無くなった…」ってあたしのおにぎりを狙うジフナがいたり
「Aの美味しそう…」って安定のヘムチスニョン発動して分けて食べたり
すっかり元通り…
のはずのあたしとスニョンの
この時出来た誰にも見えない隙間が後にクレバスみたいに広がるなんて…
神様は残酷な試練しか与えない…
.
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作者名：ぽけ | 作成日時：2023年9月6日 6時
