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730.ドキッ… SNside ページ30
ジョンハンが先に走って行く…
相変わらず足は速いな…
信号2個分位先にAとウォヌがいるのが見えて
会いたい気持ちとどんな顔したらいいか分からずどんどん近づく愛しい彼女…
ジョンハンがウォヌを押し退けてAの隣に座った
何か言ってるけど分からない…
RN「…はぁ……っちょ…ジョンハンくん…速すぎ…はぁ…」
ルナの後ろに少し身を隠すように立った
目が合っても真っ直ぐAの目が見れない…
見えない距離を感じていた
ルナがAを連れてコンビニに入っていく
JH「スニョン。もしかしてだけど…Aと離れようとか考えた？」
ドキッとした…
明確にそうしようと思ったわけじゃないし出来そうに無いけど
別れが辛くなるならって考えたのは間違いなくて
ジフナに最後まで向き合えと言われたのも単純過ぎて見透かされてる証拠で…
SN「…そんな気ないよ…」
JH「……？…そっ、ならいい」
WN「…Aちゃん…抱きしめて欲しかったって…言い訳とかして欲しい訳じゃなくてただ抱きしめ欲しかったんだって。いつものスニョンならそうしてるはずなのにって」
ほんと…最低…
Aのシンプルな要求にさえ応えてやれなかった自分が情けなくて
抱きしめたいのに出来なかった…
Aを疑う自分とイナを理解してもらえない歯痒さが邪魔をして…
Aは何も悪くないのに…
ごめん…A…
まだ許してくれる？
大好きって…言ってくれる？……
.
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作者名：ぽけ | 作成日時：2023年9月6日 6時
