ハルノヒ～天使と虎～ 15 (ページ29)

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729.理解不可 SNside ページ29

SNside

理解してもらえない…
多分それは誰にも…
ましてや、Aにしてみたら裏切りに近いのかもしれない…

だけど…
俺にはA以外考えられないしそんな気さらさらないんだ

自分が何を言ってるのかも分かってるし
Aを傷つけてしまってる事も
Aが帰るといなくなってしまった事も
全部自業自得なんだけど

理解して貰えない歯痒さと
ジョンハンのやけに余裕の自信が
愛おしいはずのAを少し疑う俺がいる

ウォヌが俺が行くってAを追いかけて出て行った

JH「スニョン、何してんだよ…」

RN「何考えてるの？」

SN「…Aと話がしたいだけ」

RN「Aがどれだけ寂しくて悲しかったかわかるよね？」

SN「……分かってる…」

RN「Aに会いに行かなったのはなんで？いつものスニョンなら1日でも会えないなんて考えられないのに…」

SN「…遅くなるし…」

RN「…違う。Aに会わなくても夢中になって気が紛れてたんじゃない？」

SN「Aには会いたかったよ！ずっと…嘘じゃない…」

JH「嘘だとは思ってないけど…待つ方はずっと不安なんじゃないのかな…A心配してたぞ」

SN「……Aを思わない時なんて1秒も無いし俺だって毎日会いたいしそばにいたいよ…Aが笑ってくれたら元気になれるし勇気が出る…だけど俺たちあと数ヶ月もしたら離れちゃうんだよ…今よりずっと長い時間…俺だって不安だよ…」

RN「スニョン…。ごめんね…スニョンだって不安だよね…。でもさ…Aはもっと不安だったの分かってあげて…」

SN「…分かってるよ…だから…話がしたい…。A…嫌いになってないよな…」

JH「ならないよ！…悔しいけど…」

SN「…ジョンハン…」

RN「さて、どうする？…ウォヌ、A捕まえたかなぁ…」

ウォヌからはまだ連絡が無い
Aは逃げ足だけは昔から速いから…

prrrrr…prrrrr...prrrrr...prrrrr...

ルナはスピーカーにして電話に出た

ルナ『ヨボセヨ！A捕まえた！？』

WN『今一緒にいる。ご飯食べに行くって言ってくれたから早く来てっ』

ルナ『了解！！ありがと、ウォヌ』

WN『ん。場所は…』

ウォヌから言われた場所に急いで向かった

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