727.お見通し ページ27
A「…ジョンハンくんにまた甘えちゃった…」
WN「あいつは喜んでるから大丈夫」
A「…ルナとウォヌくんにも迷惑かけちゃった…ごめんね…」
WN「ルナと予定外のお泊まりが出来て感謝してる」ニコッ
A「……はぁ…あたし何やってんだろ…」
ウォヌくんが背中を撫でた瞬間
「うわっ!」って声がしたかと思ったら
隣にウォヌくんはいなくて代わりにジョンハンくんが座っていた
JH「ひとりでいないで、A…はぁ…はぁ……」
A「…そばにいてくれたのに…ごめんね…」
JH「それは俺がそうしたかったからいいのっ」
A「…ありがと」
WN「はぁ…ジョンハナ…突き飛ばすなよ…」
JH「だって近すぎ!!」
RN「…はぁ……っちょ…ジョンハンくん…速すぎ…はぁ…」
ルナと後ろに少し息の上がったスニョンが立っていて
目が合っても気まずそうに視点があちこち向いて
距離を感じていた
RN「ジフナも来るって」
A「…そうなんだ」
RN「A…。みんなごめん。Aとふたりにして」
ルナはそう言ってあたしの手を握って歩き出した
みんなと真反対にあったコンビニで1+1のアイスを買って
外のパラソル付きの椅子に座った
RN「はいっ」
アイスを開けて持たせたルナ
RN「当たりが出たら頂戴よっ」
ルナの優しさが染みる
A「はぁ…もぅ…自分が大嫌い…」
RN「あたしはAが大好き」
A「……」
RN「…スニョン、有り得ないし理解できない…けど…Aは多分そこじゃないよね」
A「…っ!!…ルナ…」
RN「いつものスニョンなら何があってもあんな風に距離置かないし…そこなんでしょ?」
ルナには敵わない…
全部お見通しなんだな…
.
78人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽけ | 作成日時:2023年9月6日 6時