726.前と違う… ページ26
WN「っ速すぎ…はぁ…はぁ…あぁ…」
A「な、なんで？…はぁ…っ…」
WN「とりあえず…水…のまない？…はぁ…」
自販機でお水とお茶を買って
ジョンハンくん家に現れた時みたいにぐびぐび飲むウォヌくん
WN「…はぁ〜…落ち着いた…。てか、逃げ足は速いのな」ﾆｺｯ
A「……ごめん…」
WN「…ふふっ。リレー出てみたら？」
A「……ごめん…」
WN「ぶっㅋㅋ…」
はいっ。って渡された携帯
忘れてたんだ…
A「あっ…ありがとう…」
WN「スニョンが許せない？」
A「えっ…」
WN「正直俺も全然理解できない。けど…スニョンって真っ直ぐじゃん」
A「……ん…」
WN「思ったら曲げないっていうか素直な癖に頑固だからさ、あの女の事、実力認めちゃったんだと思う」
A「うん…そうだね…」
WN「Aちゃんを苦しめた事はもう別の次元にしちゃったんだよな…」
A「許せないとかじゃないの。別にいいの。あたしね…ただ抱きしめて欲しかった…。ダンスいっぱい頑張ってるの分かってたし会えなくても応援出来てたし…だけど…あたしが…あたしが抱きしめて欲しかっただけなの…言い訳もどうでも良くて…でも…スニョン抱きしめてくれなかった…前のスニョンなら何も言わないでぎゅってしてくれてたはずだもん…」
WN「……ん…」ﾖｼﾖｼ
A「…わがままだよね…」
WN「全然っ！寧ろ可愛いくて愛おしい」
ウォヌくんを見たら優しく笑ってた…
WN「Aちゃんはもっとわがまま言っていいと思う」
A「…どうしたらいいか分かんない…」
WN「ん〜。とりあえずみんなでご飯食べに行かない？今スニョンとふたりは嫌なんだろ？…このまま帰ったら気まずいままにならない？」
A「……ん」
WN「ちょっと待ってて」
ウォヌくんはルナに電話をして
WN「今から来るって。大丈夫？」
A「…あたしがスニョンの家に行かなかったらこんな事になって無かったよね…」
WN「…会いたい気持ちは止められないよ」
A「…隠れたりしたからバチが当たったんだよ…」
WN「…鉢合わせしても結果は同じじゃない？」
A「スニョンのバカ…」
WN「うん、スニョンはバカだ」
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作者名：ぽけ | 作成日時：2023年9月6日 6時
