724.しゅんとなった虎 ページ24
ふたりでベッドから出たら
外からルナとウォヌくんの声がして
RN「ちょっと…待ってってば！！」
WN「あぁ〜！！」
ｶﾞﾁｬ！！
A「…っ！？…えっ！…」
SN「……A…」
JH「スニョン、おはよ。早いな」
SN「…昨日は…Aを…ありがとう」
JH「当然の事しただけだし」
SN「A…ごめん…」
A「……ん」
SN「話がしたい…ふたりで…」
しゅんとなった虎の欠片もない虎がいた
RN「その前に腹ごしらえとあたしからの尋問と説教」
SN「……はい…」
RN「よろしい」
WN「ジョンハンもほらっ」
JH「…何買ってきた〜？」
ジョンハンくんがふわふわふたりの所へ行って
あたしはスニョンと向かい合ったまま微妙な空気が流れていた
SN「…ちゃんと寝た？」
A「…えっ…あ、うん…寝たよ…」
SN「…怒ってる…よな…」
A「…爆発したから半分位かな」
SN「…過去一…だったな…」
A「……ん…」
ルナが朝ごはんを広げて
RN「来るなら来るって言ってよ！！数入ってないんだから！」
SN「…すみません…」
RN「ったく！！」
ルナがぷりぷり怒ってる…
JH「俺コーヒーだけでいいからスニョン食べな」
RN「ヤーッ！！！ユン・ジョンハン！！！あんたは食べなさい！！それと、後でゆっくり話そうか」ﾆｺｯ
JH「……っ…はい…」
ん？どした？ジョンハンくん何かしたの？
地獄みたいな空気の朝ごはん…
なんか…どうしよう…笑っちゃいそう…
横にいるジョンハンくんを見たら下を向いて肩を揺らしていた…
あぁダメだって…ちょっと…
我慢できなくなっちゃうじゃん……
この空気の中怒ってるのはルナで
あたしは昨日の爆発によって半減した怒りより
しゅんとしたスニョンの様子にちょっとの同情と疑問とやっぱり可愛いなって感情がぐちゃぐちゃになっていた
反省はしたのかな…
あたしはスニョンを何の迷いも無く全部受け止める事が出来るんだろうか…
スニョン…
あたしは…
ただ会いたかっただけなんだよ…
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作者名：ぽけ | 作成日時：2023年9月6日 6時
