ハルノヒ～天使と虎～ 15 (ページ22)

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722.境界線の断絶 RNside ページ22

RNside

朝日が差して眩しくて目が覚めた

隣にウォヌがいて

予期しないウォヌとの朝ににやにやしていたら
薄ら目を開いたウォヌと目が合って

WN「…おはよっ」

ちゅっ

いや…な、長い長い…！！

RN「……ちょ……んっ……ウォヌや…」

WN「…っえ…あ、ごめん…夢かと…」

RN「…もぅ……」

WN「ふふっ…かわいい♡」

はぁ…ウォヌってほんと甘々…
カッコよすぎるんだよなぁ…

RN「…Aは？……っえっ！？…ちょ…えっ……」

WN「…ん？……っわぁ…ジョンハナ…」

多分抱き枕を真ん中にして寝たんだろうけど
境界線の抱き枕は足下へ投げ出され
ジョンハンくんはAをしっかり抱きしめて
Aもすっぽり胸に顔をうずめて寝ていた…

はてさて…どうしたものか…
通常なら叩き起すところなんだが
昨日のAと一緒にいてくれたジョンハンくんには感謝しかないから
若干の優しさが出てしまって…

RN「…どうすんのよ…これ…」

WN「見なかった事にしてやるか？」

RN「…いや、これはまずいんでは？」

WN「俺たちが言わなきゃ誰も分かんないじゃん」

RN「お主…さては楽しんでおるな」ｷｯ

WN「滅相もございませんよ…まぁでもジョンハナの幸せそうな寝顔久しぶりに見たからAちゃんを救った救世主って事で今日だけ許してやりたいなぁ…と思う次第です…越後屋殿」

RN「誰が越後屋よ！！ㅋㅋ」

WN「ㅋㅋㅋㅋ…」

あたし達はふたりを置いて朝ごはん買いに行こうかって
仕方ないからその間だけ許してやるかって事になった

ジョンハンくん
今日だけだからね！
あと数十分だけだぞ…

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