A級0位暗殺部隊Ⅱ【ワートリ】【暗殺教室】 (ページ35)

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　「Aちゃん」

　『ほーい？』

　会議終了直後、迅さんに話しかけられる

　「………………」

　『………………？』

　じっと、迅はjeの目を見つめていた

　『……そんなに見つめられると照れるんですけど』

　「表情1つ変えずによく言うね笑」

　そういった迅は、どこか悔しげしていた。

　心拍数も、いつもよりはやく感じる。

　「………前言ったでしょ。Aちゃんの未来が、俺には見えない。気を付けてね。大規模侵攻。何があるかなんて、俺にも分からないんだから。」

　『……………はーい。』

　心にもとめず、jeはそう言った。

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　「あ！おかえり〜！ジュ先輩！」

　「おつかれ、Aちゃん」

　『ただいま〜。すみませんね、萩谷さん。駿くんのことお願いしちゃって』

　申し訳無さそうにするjeに、全然平気だと答える萩谷。

　『…………駿(・)、草壁隊がスカウト旅で居ない間、竹島隊が面倒見ることになったよね。

　それはつまり、一時期間駿は竹島隊ってことになる。』

　「ん？うん。そうだね」

　しゃがみこんで、下からしっかりと目を見るjeに、緑川は少しドキリとした

　『……いい？駿。隊長命令です。……近頃起きる大規模侵攻、出水と米屋と一緒に行動して。』

　「………なんで？ジュ先輩のカバーはいいの？」

　『jeは大丈夫。出水と米屋、あとは側にいた人達の指示を聞いて、臨機応変に、自分で考えて対応して。

　駿なら出来るって信じてるから、知ってるから、jeは言ってる。』

　「……………うん。わかった」

　同じように、jeの目をしっかりとみて答えた緑川に、jeは微笑んで頭をなでる

　『ありがとう、駿』

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　『ってな訳だから、駿のこと宜しく頼んだよ〜二人共』

　「いやどんな訳だよ」

　「おはよ竹島」

　『はーよ、出水』

　決戦の日は、近付いていた。

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