11-1:争奪戦の時間 ページ16
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「…………やってくれるか？」
『……命令とあらば……。』
遠征部隊の帰還。
その日の夜は至極面倒な命令をくだされ、鈍ったカラダを活性()させるべく、ランク戦に赴いていた。
「竹島ブース入れ」
「あれ〜レア者じゃん珍しい」
「ジュセンパイランク戦しよ！！！」
「竹島ぁ、次俺ね」
「竹島ちゃんじゃん。たまには俺もやろうかな」
「A先輩！！」
わー。人気者は辛い。あー。任務前にトリオン使い切らなくて良かった。まじで。
「でも珍しいね。カゲも乗り気になってランク戦してたし。」
お昼、18歳組の皆様とお昼をともにしていた。犬飼先輩の奢りで。(ココ重要)
いや、別に同い年に友達いないからとかそんなんじゃないんだからねっ。(棒)
17歳組の主要メンバーカッコ笑いである三輪隊と草壁隊と片桐隊が任務で居ないだけです。はい。
「……コイツは刺さんねェンだよ。」
前も言ったけど、とつけたすカゲ先輩。
………ん？前ってなんだ？
『……ンまぁ、攻撃寸前まで何処に攻撃しようかなんて決めてませんからね。無闇矢鱈に突っ込んで勢いで仕留めてるだけなので。』
「でも凄いよねぇ、Aちゃんはアタッカーの中でも特にゼロ距離の攻撃だから、懐に入れば負け確定しちゃうもん。」
鋼くんも、最後の一戦でやっと試合になったって感じだったし！と、親子丼を頬張るゾエ先輩
あ、この味噌汁なめこ入ってる。
「そんなこと言えば、荒船だって珍しく孤月抜いてたじゃないか」
「俺に話まわすのかよ」
食事中だからか、帽子を外していた荒船
je荒船先輩の生え際見る初めてじゃね？
イケメンかよ。爆発しろください。
「でも確かに、竹島は見失うといつの間にかやられてる事が多いよな」
「そうそう！ログ見ても目で追えない速さって訳じゃないのに、不思議なんだよね〜」
『…？ありがとうございます、？あ、この肉じゃがおいしい。』
興味なしです。はい。
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作者名：莱歌（らいか） | 作成日時：2021年11月27日 11時
