A級0位暗殺部隊Ⅱ【ワートリ】【暗殺教室】 (ページ24)

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　「ウチの後輩の入隊と引き換えに、風刃を本部に渡すよ」

　相変わらずのニコニコした顔は、まだ未成年だと思うには大人び過ぎていて、色んなモノを背負った顔だった

　「取り引きだと？

　………そんなことをせずとも私は太刀川達との規定外戦闘を理由におまえのトリガーを取り上げることも出来るぞ。

　もちろん、竹島もな」

　「その場合は太刀川さん達のトリガーも没収なんだよね？それならそれで好都合。平和に正式入隊日を迎えられるならどっちでもいい。」

　「没収するのは、お前達のトリガーだけと言ったら？」

　「ため『やってみろよ。そんな話が通るかどうか。』……Aちゃん」

　竹島が鋭い目を城戸司令にむける

　「……………………」

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　「マスター、お疲れ様でした。」

　『律もお疲れね。サポート有難う』

　話が終われば、迅さんと一緒に会議室を追い出され、迅さんは太刀川さんと風間さんに挨拶に行くと言って別れた

　久々に一日中カラダを動かしたからか、重い足取りで階段を登る。そんななか、曲った先に気配を感じた

　『…あれ？しろくん。歌っちは？』

　jeの隊室前で待っていたのは、歌川といつでもハッピーセットの菊地原だった。

　「別にいつも一緒って訳じゃないよ」

　『そっか、。……取り敢えず中入ろっか。お茶出すよ。』

　電気をつければ、デスクの上には書類ファイルが積み重なっていて、パソコンには沢山の付箋が貼ってあった

　「……仕事、大変なの？」

　『まぁまぁかな。こういうの嫌いじゃ無いし。

　大変……ではあるけどjeは何よりも仕事を優先するから、jeの性格的にいい仕事……だと思う

　この労働の割に給料いいだろうし、やり甲斐も感じてるから、辞めたいとは思わないよ。』

　ふーん。と、あまり興味なさげにいうilに苦笑いしながらココアをだす

　「ねぇ、」

　『んー？』

　「……トリオン体…解かないの？」

　『トリオン体解いたら疲れて爆睡しちゃうからね。やることあるから暫くはこのままかな』

　私服姿の菊地原に対して、jeはまだ超体育着のままでいた。

　「………解かないんじゃなくて、解けないんじゃないの？トリオン体じゃないから」

　『…』

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