A級0位暗殺部隊Ⅱ【ワートリ】【暗殺教室】 (ページ14)

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　『帰る前に、ちょいとお話しましょっか。遊真。』

　「…………うん。」

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　「ねぇ迅。良かったの？あの子達二人にして。」

　「大丈夫だろ。Aちゃんは確かに年下好きだけど、とって食ったりはしないだろうし。」

　「そりゃそうでしょうけど。」

　「でもホントに、何者なんだ？竹島A。」

　リビングに残ったメンバーは、出ていった二人の帰りを待つ間、少しピリッとした雰囲気が漂っていた。

　「さぁ、俺もAちゃんがなんであんなに強いのか、何者なのか、なんて知らないけど…………でも確かに彼女は、コッチ側(・・・・)の人間だよ。」

　「「「「……………………」」」」

　迅のその言葉をあとに、誰一人として声をあげることはなかった

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　『んでー？遊真はjeに何を聞きたいのかな？』

　屋上。冬の冷たい風が肌を通る

　「…………気付いてたんだ。」

　『まぁねぇ。jeも結構、そういう日々を過ごしてたから。』

　「…………じゃあ聞くけど、タケセンパイはネイバーなの？」

　タケセンパイは新しいなぁ

　jeちょっとビックリだよ。(真顔)

　『…………ネイバーではない。でも、異世界民ではある。』

　ここから先の話は、上層部以外知らない話だから、他言無用で頼むよ？

　そういったjeに、遊真は黙って頷いた。

　「…………黄色いタコ？？？」

　『そう。黄色いタコ。』

　「タコってなんだ？」

　『ヌルヌルヌメヌメでウニョウニョした海の妖怪』

　「………ほぉ、ヌルヌルヌメヌメ」

　え、さっきよりは(心の)距離も縮まったのでは

　殺せんせーナイス。今多分初めて先生がタコで良かったって思った。

　今まで『(なんでタコなんだよ。せめてデカイピカイアか三葉虫にしろよ。)』って思ってたの謝るね。ごめん(・・・)

　「なんでタケセンパイは、その話を俺にしたの？ジンさんも知らないんでしょ？」

　『特に理由は無いかな、？なんとなく。』

　淡々と答えるjeに、遊真は目を見開いた。

　え、可愛い。

　その後は律やレプリカの話をしたり、jeの本部の立ち位置とか、これからのコトとか、話していた。

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