窓際に腰掛けて (ページ5)

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3 呼び出したヒトページ5

花子「実は.............」
寧々「最近怪異の噂が変わってしまっているんです。七不思議は力が強いので、その影響を受けたら大変なんです。なので、いっそのこと七不思議全部の席番を外してしまおうということのなりまして。それで、依代を壊す必要があるんです」
花子「え、ちょ、俺のセリフ...」
寧々「花子くんがなかなか喋らないからじゃない」
花子「うぐ....」

さりげなくコント的なやりとりをされながら説明してもらう。
ははぁ、なるほど。そーいや、二番がその犠牲になってたな。五番もいつのまにか席番外されてたし。

幸福『まぁ、だいたい話はわかったよ。七不思議の中に裏切り者がいるんじゃないかって疑ってるんだね？もちろん私も』
花子「そういうことさ。だから、依代ちょーだい」
幸福『や』

そういった瞬間、ピシッと固まる七番。右手を差し出した体制で固まってる。石みたい。

寧々「こ、こっちだって依代壊さないといけないんです...。お願いします、幸福さん」

うるっとした瞳でこちらをみて懇願してくるヤシロちゃん。
うん、その可愛さ一億点。
ただ、こっちだってなぁ。依代は大切だし...

幸福『お札剥がしたら依代木っ端微塵でしょ。あれは、かなり思い入れがあるものだから、木っ端微塵のはしたくないの』

私の説明にしゅんとなるヤシロちゃん。
ナニコノカワイイイキモノ。
仕方ない、その可愛さに免じて妥協案をだそう。

幸福『それより大切なものをくれたらいいよ』

その瞬間パァっと明るくなるヤシロちゃん。くそ可愛い。なお、七番はまだ固まっている模様。

寧々「あっでも今度はそれが依代になっちゃうんじゃ...」
幸福『それは心配ないよ。席番は任命しなきゃもらえないからね。』
寧々「あー、そっか」

うんうんと納得するヤシロちゃん。やばい可愛い。何しても可愛いとか反則すぎ。
ていうか！

幸福『敬語やめない？タメ口で話してよ。あ、寧々ちゃんって呼んでいい？』
寧々「...！うん！よろしくね！えっと...なんて呼べばいい？」
幸福『じゃぁ...幸(さち)って呼んで！幸福の幸からとって、さち。』
寧々「うん、幸」

きゅ、と、握手をにぎり合う私達。手、柔らかいな。あ、できる友達って、このことだったりして。

あれ、七番まだ固まってんじゃん。
...ま、いっか。

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あれ？Aを使う機会がないぞ？
内容が全く進んでませんねすみません。それに加えて投稿頻度も遅くなると思います。すみません。