ポートマフィアが拾ったのは子どもでした。【文スト】

１８話 ページ21

太宰 side



私はAと別れてから真っ直ぐに探偵社へと戻った。


「太宰！貴様！今まで何処に…」


「くにっきーだくーん？どうしたのだよそんな驚いた顔をして？」


太宰。兎に角、顔を見て来い。
と国木田君に云われ仕方無く手洗い場へ行き鏡で自分の顔を見る


＿＿＿＿目の周りが腫れてる…


自分でも驚いたものだよ。まさか、泣いていたのだからね。


然し、何故泣いている？解らない…



＿＿＿＿嬉しくてなのか？


＿＿＿＿悲しくてなのか？


＿＿＿＿寂しくてなのか？



考えてみると思い当たる事が多過ぎる…


私は生暖かい雫を手で取りながら


「今更、私がAを守って良いのだろうか”織田作”。」


と云っていた。



≡≡≡≡≡

「シリアスになってないか？」


『確かになってるね。』


「作者はシリアルに変えるらしいよ？」


『「えっ？／はぁ？」』

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