暗殺 11 ページ20
有紗 side
まさか…そんな事だとは思ってなかった…
太「解ったかい?君の家族の事は?」
『はい…ですが…』
これだけは気になる。
太、私「『私の/君の異能力には裏があったこと。』」
『其れを太宰さんが何故知っているのですか?』
と言うと太宰さんは不思議そうに言った。
太「そうだね?それは、僕の異能が関わっているとしたら?」
納得だ。つまり、私の裏の異能力は暴走すると言うことなのか?
太「それは、少し違うよ。有紗。」
この人、エスパーですか?
『では、どうして太宰さんが関わっているのですか?』
全てにおいて疑問だ〜!!と心で叫んでいると、
太「それはだね…簡単さ。」
簡単?何処が?自分の瞳に光が入ってないのに、話を続ける太宰さん。
太「君の異能は、精神的攻撃型だろ?表は。」
確かにそうだ。と頷いた。
太「だが、裏では、回復型の異能。とまで言えばもう解るかな?」
そう言うことか…全てが繋がった瞬間だった。
『つまり、私の異能は極めて希な異能だから、太宰さんが近くに?』
まっ、そう言うことだね、と満を持して言っているが…
『でも、私まだその裏の異能は発動したことないですよ?!』
と言うと、太宰さんは呆れた顔で言った。
太「まだ、解らないのかい?有紗。君は一度だけ…厭、時々発動しているのだよ。」
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!』
21人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
与謝野先生LOVE - 頑張ってください! (2018年4月1日 16時) (レス) id: 1cd56449be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:純 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年3月30日 2時