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暗殺 8 ページ12

【 森 】 side

彼女は、私の知り合いの子どもだった。

其の子の名前は有紗と言った。お母さんは優華と言った。

とても母親に似た可愛らしい子だった。

雰囲気は何故か私 にそっくりだった…

優華「ねぇ。森さん。もしも私達に何かあったら、有紗を宜しくね。」

私は、その時何かを察したのだよ。

森「勿論さ。君達の頼み事なら僕の命を代えてでも…」

優華「うふふ。頼もしい限りです。」

こうして約束したんだ。有紗を命を代えてでも僕が護るとね。

だが、この約束は直ぐに訪れた。

敵「おらぁ!何処にいる?出て来い!じゃないと、全員消すぞ。」

優華「私なら此処に…」

敵「娘はどうした?」

優華「有紗は……」

敵「おまえに用はねぇ。用があるのは娘だけだ死ね。」

こうして、有紗のお母さん、私の奥さん優華は死んでしまった…

其れからは、部下の手を借りながらも、有紗を育てた。

お陰で優華に似た子に育ってくれた。

森「と言う訳なんだよ。

 解ったかね。中原君。」

中「なんで、苗字は違うんですか?」

森「良い質問だね。だか、その前に、出て来たらどうだい?有紗。」

中「聞いてたのかよ。お前ェ…」

『すみません。盗み聞きなんてして。私も聞こうとしてました。自分の過去について。でも、怖くて…』

森「良いんだよ。さっきの質問だが、有紗も聞くかい?」

『いいえ。良いです。部屋に戻ります。』

森「そうかい。」

『失礼しました…』

彼女はショックを受けているね。対処しなくては…

…(((プルルルルル

森「いや。もしもし太宰君。」

太「何ですか?森さんからとは珍しい…」

森「有紗が事実を知った。」

太「遂にですか…わかりました。何とかします。」

森「よろしく頼むよ。太宰君。」

…(((ガッチャン

森「質問の答えだが…」

中「はい。」

森「私は、優華と正式に結婚してなかったのだよ。」

中「そう言うことですか。じゃあ、もう一つ。」

森「なんだい?」

中「俺が有紗を貰って良いですか?」

森「突然だね。君は。あの子が良いというのなら良いんじゃないかな?」

中「ありがとうございます。」

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作品ジャンル:アニメ
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与謝野先生LOVE - 頑張ってください! (2018年4月1日 16時) (レス) id: 1cd56449be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年3月30日 2時

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