第12話 花より団子？いいえ。団子より中トロです ページ12
「これで全部かなー」
辺り一面には私と神楽だけで伸してしまった海兵さんたちがゴロゴロと転がっていた
いや勿論強い海兵さんもいた。階級的には……中の下的な?
だがそんな事などお構いなく。私は彼らを3ターン位で倒してしまった
いや。1ターンかな
一に殴り、二で蹴り、三の番傘ホームラン
みたいな感じ
「神楽ー陽動上手くいったかなー」
振り返れば神楽が番傘を指しながら辺りをキョロキョロとしていた
「新八いたアルか?」
「いや質問を質問で返さないでよ」
会話が成り立たないのはいつもの事だからスルーするけど
もしかして船内にいる?
若しくは……
チラリと海面を覗き込んだ
まさかそれはないだろうとは思うが、海に…とか
まぁその可能性は0に等しいと思う
異世界人の新八や銀ちゃんを早々野放しにして放っておく、なんてことはしないだろう
この世界然り、私たちの世界然り。物珍しい“存在”は捕縛の対象になる
だがそんな心配は聞きなれた声で一気に吹き飛ばされるのであった
「な、な、な………何やってるんですかアンタら！！！！」
「おっ?」
「あ！！！！！新八ィ！！！！！」
船内へ入る扉＿＿＿＿から甲板に出てきた新八が混乱した様子で立っていたからだ
「新八〜！久しぶり！」
「全く世話を焼かせる奴アル。私達が助けにきてやったネ、感謝するヨロシ」
「いや誰のせいで捕まったと！？って違う！そうじゃなくて！！雛麗さんもこの世界に居たんですか！？」
新八は今にも外れるんじゃないかってくらい口を大きく開けて驚いていた
まぁそりゃそうなっちゃうよね〜…
「んー話せば長くなるんだけど……とりあえず一旦船に帰らない?」
「いや。実家に帰る感覚で言わないでくださいよ。というか暴れすぎですよ2人共！！途中からでしたけど海兵さん達……後半は降参してたじゃないですか！？」
「あー………そうだった？神楽」
「刀を持ったのならば……それは最後まで戦場に立つ覚悟で握ったということアル……」
「……………………らしいよ？？」
「つまり2人とも戦闘に夢中で全然気づいてなかったって事じゃないですか！！」
「あははー。ごめーんね？」
「いや『マーキノ』みたいな感じで言わないでください」
新八のツッコミは今日もキレキレである。そして
新八 が 仲間 に な っ た ！ ▼
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 482人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さなら(プロフ) - ナナナさん» はい！ぜひ楽しみにしていてください😊コメントありがとうございます！ (2022年12月23日 11時) (
レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
ナナナ - マジですか！？ありがとうございます！！ (2022年12月19日 22時) (レス) id: f9a572b360 (このIDを非表示/違反報告)
さなら(プロフ) - ナナナさん» ナナナ様こんにちは！そうですね…どのキャラが登場するとは言えませんが、他の銀魂キャラも登場させたいなと思っています！お楽しみにしていて下さい😊コメントありがとうございます！✨ (2022年12月18日 11時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
ナナナ - これから、ほかの銀魂キャラもとうじょうしますか？ (2022年12月18日 2時) (レス) @page14 id: f9a572b360 (このIDを非表示/違反報告)
さなら(プロフ) - ハッシュドポテト令嬢さん» ご指摘ありがとうございます。只今見直しをして修正をさせていただきました!ご確認の程をよろしくお願い致します!ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした… (2022年9月13日 23時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
