~3~ ページ3
"バカ女"
この言葉が嫌なほど頭の中でリピートされる。
翔｢だってそうだろ？(笑)中間、クラス最下位だったもんな｣
｢･･･っ別に、勉強なんて将来役に立たないし必要ない！｣
翔｢そんなの頭悪い奴の言い訳だろ？｣
｢っ〜〜〜！！｣
正論でムカつく。
しかも、なんで初めて話したのにこんなこと言われなきゃならないわけ！？
どこが学園の王子よ！！
和｢お前さ･･･裏の顔見え見えですけど｣
翔｢･･･この女、言いふらしそうでもないし。馬鹿だから｣
｢は？てか、この女ってなによ！｣
翔｢桜木A｣
｢あ、あぁ･･･｣
翔｢なめんなよ。俺、相当記憶力いいからな、話したことない相手だろうが1回聞いただけで覚える｣
｢そうですか｣
翔｢てか、なんで似たような苗字なんだよ｣
少しﾁｯと舌打ちした、櫻井翔にこっちの台詞だよ！って心の中で言い返す。
よりによって、なんで同じクラスなのよ！！
△｢先生〜！｣
和｢どうした？｣
△｢擦りむきました〜･･･｣
和｢じゃあ、そこ座って｣
△｢はぁ〜い！｣
いかにも、二宮先生目当てって感じの子が来た。
カーテンの影にいる私達のことは、気付いてないらしい。
翔｢なんだよ、擦りむいた位で来んなって話だよな｣
｢いや、櫻井･･･くんサボりに来てるでしょ｣
翔｢アンタもな。･･･あ、｣
｢え？｣
翔｢このこと秘密にしといてよ。ね？｣
翔｢･･･まぁ、別に言っても誰も信じねーだろうけど。めんどくせーからさ｣
｢このこと？｣
翔｢俺がこういう奴だってことだよ｣
いやいや！なら、始めから隠さなきゃいいでしょ！
ほんとに完璧なイケメンって、ろくな奴いないな。
最悪。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マグらい(プロフ) - ゆかりさん» はい！近々更新致しますので、少々お待ちください。読んでいただきありがとうございますm(_ _)m (2016年9月9日 17時) (
レス) id: d376a52a2c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 面白いので続きをお願いします (2016年9月9日 16時) (レス) id: 82e7161b7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マグらい | 作成日時：2016年9月4日 21時
