【wrwrd】人間兵器らしいです。 (ページ10)

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血ノチオイガスル。

燃ヤサナイト。

止メル。私ナラ出来ル。

コノ街ヲ、守ル為ニ。

チーノは目の前にいる女性から目が離せなくなっていた。その女性は、いや、女性の形をした何かは戦線に突っ込んでいき、人々を投げ倒していく。

みるみるうちに人々は焼き払われていき、いつの間にかそこは焼け野原に。

α国の兵は退散していくが、そこには一際目立つ馬に乗った男性がやってきた。

「素晴らしい！もう一度私たちの元に帰ってきてくれたのだな！さぁ、お前の大好きな戦争だ！我々国を焼き払え！アッハッハッハッハッ」

高笑いをするのを見てチーノは正気を取り戻しインカムで本部へと連絡をとった。

ci「こちら、チーノ。現在正体不明の生物が戦線を荒らしております。そこにはα国の王であろう男もおり、何やらその怪物に命令を出しているようです！」

gr「大丈夫だ、チーノ今オスマンとひとらんが向かってる。2人が着くまで何もするな」

ci「り、了解」

そんな話をしている間にその化け物は王と思われる男性を首チョンパしていた。