【wrwrd】人間兵器らしいです。 (ページ3)

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ダレフ「そういえば鬱先生よ、最近周りの国がうちに戦争仕掛けてくるかもって噂があるんだが本気か？」

Aは方をビクつかせる。Aにとって戦争という言葉は恐怖しか思い出させない。

ut「せやなぁ、今んとこはなんも言えんわ。あくまで可能性の話やでな」

『まさか、戦争なんてしませんよね』

ダレフ「ま、戦争なんてもんはこの御時世、いつ起こっても不思議じゃぁねぇからな」

『っ…』

鬱先生は水を飲み、少しだけ談笑した後酒場から出た。
城の自室に戻るとそこには愛剣を持った激おこのトントンが待ち構えていた。

ut「あー、ちゃうんすよ、ちゃうんすと。トンち、許してやぁ」

tn「毎回毎回逃げやがって、そろそろ学ばんかい！」

10分後·····•ө•

鬱先生の机の上の書類は2倍に増えていた。
トントンが鬱先生の部屋を出ようとドアノブに手をかけたその時、鬱先生が口を開く。

ut「そういや、噂になってんで。α国との戦争のこと」

トントンはその言葉に足を止めて今日何回目かも分からない深いため息をつく。

tn「そうか、出来ればこの国に入ってくる前に片付けたいんやけどな。また、会議で決めるわ」

ドアの閉まる音が部屋に響く。
1人になった部屋で鬱先生は仕方なく黙々と書類の山に手をつけた。