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『少し…考える時間を……ください』
os「大丈夫やで、第2次試験は１ヶ月後。そこに来るかどうかや。判断は全て任せる」
それじゃあ、とだけ言い残して2人は店から出ていった。
推薦状を、固く握り締めAが口を開く
『ダレフさん、私、この力を使いこなせるようになるのかな』
ダレフにはAの言いたいことがわかってしまう。だからこそ、心配するのだ。もし、軍に行き、また暴走してしまったら。国以前に、Aはどうなるのか。心配で心配でたまらなかった。
ダレフ「お前の努力次第だな」
『それって…』
ダレフ「ダメって言っても行くんだろ。自分を知るいい機会かもしれねぇ。辛かったら帰ってくる。それだけ約束してくれ」
『…うん！ありがとう、ダレフさん！』
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作者名：音西旱 | 作成日時：2020年4月29日 18時
