BASAL-ACTのデビュー ページ15
(デビューを知らされた時と
デビューライブでの挨拶の話)
___…
A稜哉、当時21歳
BASAL-ACT LIVE 20xx - our entertainment -
BASAL-ACT単独ライブが、東京ドームで行われた。
デビューを知らされたのは、初日公演でのこと。
リハーサルでは、BASAL-ACT地上波初のレギュラー番組が開始されることを、ファンにサプライズ発表をする予定だった。
そのサプライズVTRが流れるはずだったタイミングで、会場の照明が暗くなる。
【 重大発表!! 】
メインスクリーンに表示されると、会場全体がざわつく。
リハーサルと違う演出に、メンバーも少し困惑する。
山外「なに?知ってる?笑」
仲村「分かんない笑」
音波「ねー怖いんだけど笑」
"自分達の想いで、形に囚われず道を切り拓いていく者になれ"
そう言われて集まった 7人
___俺たちは、BASAL-ACT!!
結成当時の映像がバックで流れる。
「……。」
"個を磨くことに、拘り過ぎたもしれない。"
"大事なことが見えなくて、空元気になってたかも。"
何度も見た、どん底
末嶋「これ…。」
山代「…言ったなぁ笑」
"きっと受け入れてもらえないだろうなって。"
"足を引っ張るかも知れない。"
"やっていけるか、不安ばかりだった。"
それでも覚悟を決めて、手を取った
山外「俺たち、やな。」
音波「うん…。」
成多「……。」
"もう二度と、「喪失感」だなんて言わせない。"
仲村「…あぁ。」
"何が何でもデビューする。この7人で、絶対に。"
「……。」
磨き抜かれた個性と武器を手に
狂い咲き、舞う桜のように
かぶき者よ、常識を打ち砕け___
【 BASAL-ACT CDデビュー決定!! 】
その言葉が映し出された瞬間、会場は歓声と拍手、そして祝福の涙で溢れた。
末嶋と成多は、驚きのあまり固まる。
山代は、満面の笑みでファンに語りかける。
音波は、嬉しさから涙を流しながらしゃがみ込み、
音波を宥めながら山外は、いまだパニック。
仲村は、理解に時間がかかり、ようやく状況を把握したところで、まずAの元に駆け寄る。
Aは、待ち望んでいたその言葉が映し出されているスクリーンを、見つめていた。
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あのん(プロフ) - (名前)ミオさん» ご心配をおかけしてすみません、無事復活しました← 今後ともよろしくお願いします! (2021年10月25日 20時) (レス) id: 2713eabb8d (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - みんさん» ご心配をおかけしました。温かいお言葉ありがとうございます!(泣) (2021年10月25日 20時) (レス) @page48 id: 2713eabb8d (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ミオ(プロフ) - 無理なくゆっくり休んでくださいね (2021年10月20日 0時) (レス) @page49 id: dfbbef0672 (このIDを非表示/違反報告)
みん - いつも楽しみにさせていただいております。体調不良ということでとても心配ですが、お休み期間ごゆっくりなさってください。再開されてもあのん様の健康第一で続けていただければと思います。 (2021年10月17日 20時) (レス) @page48 id: 3106d83bf4 (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - ぴけらびさん» メッセージありがとうございます!お気持ちとても嬉しいです!再開したら是非、またお立ち寄りください (2021年10月16日 21時) (レス) id: 2713eabb8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あのん | 作成日時:2021年9月14日 19時