深澤とは名乗らない！-6-

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＿＿＿…




〜稜哉の迷子〜



大阪旅行で海遊館を訪れた際、辰哉達と逸れた稜哉。

無事合流し、泣き止んだところで辰哉とアイスを半分こ。




A《稜哉美味しい？笑》


(辰哉の膝の上で、鼻水を啜りながらアイスを食べて頷く稜哉)

(辰哉は笑いながら、Aから受け取ったティッシュで稜哉の鼻水を拭き取る)


辰哉《パパ達見えなくなって怖かった？笑》


(頷いて、静かに涙を流しながら辰哉に抱きつく稜哉)


辰哉「アハハっ笑 大丈夫大丈夫、パパもごめんな？ほらアイス溶けるから、もう食べないの？笑」


《…たべる。》




…




A「懐かしい…笑 まだお父さん大好き時代だね。笑」


辰哉「待って、過去形なの？笑」


「母さんがこれ撮ってる時に、アイスで顔中ベトベトになってたよな、お前。」


結依「私だけ平和じゃん笑」







〜稜哉と滝沢歌舞伎〜



自宅で滝沢歌舞伎zeroのDVDを見ている稜哉。

当時小学一年生。





(「ひらりと桜」が流れ始める)


A《また見てるの？好きだねぇ笑》


《すげぇ…超ピンク。》


A《ね。パパ達もピンクだね笑》


《…女子みたい。》


A《そう？男の人もピンク似合うからなぁ…。稜哉も肌白いから似合うと思うよ？笑》


《俺は青の方が好き。》


A《あ、青の時のDVDもあるよ？笑》


《…とーちゃんも似合うよね。》


A《だねぇ笑》


(身振り手振りで踊ってみる稜哉)









〜稜哉と試合〜



中学時代の部活動(バスケ)の試合。

この大会で稜哉は優秀選手に選ばれている。





(試合と表彰式の映像が流れる)






…




結依「普通に上手いよね。」


A「ほんと、私の鈍臭さがどっちにも出なくてよかった笑」


辰哉「俺が特訓したおかげだもんな？笑」


「監督と自分の努力のおかげ。」


結依「正解！笑」







〜鑑賞会終了〜





結依「ってか、お父さんが若すぎて笑」


辰哉「おーい、今でも若いだろうがぁ笑
未だにいろいろメンテナンス行ってんだよ笑」


「翔太くんとかと比べちゃうとね…笑」


辰哉「どういう意味だよ笑」





A「こう見ると稜哉も結依も、本当にいろんな人たちに遊んでもらってたよね。まぁ今もだけど笑」


「親父の人脈のお陰よ。」


辰哉「アハハハッ！笑 まーなー笑」


結依「今度みんな呼んでうちでバーベキューでもしようよ！そのために家建てたんだしさ笑」


「滝沢くん"提供"でね。笑」


辰哉「あり！笑」






Fin

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