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『お疲れ様です！』
「お！稜哉 なっかー、おっちー！
おい聞いたぞなっかー、留学するって？」
「あぁ…いや、その…、」
佐久間を筆頭に、渡辺、阿部、深澤の視線はもちろん仲村の方へ行く。この時も正直、A的にはあまり気分が良くなかった。
「え、違うの？なんだよーお土産頼もうと思ったのにー笑」
「まぁ流石に脱退とかは嘘なんだろうけど。」
「それはないです!! 変な噂が勝手に…、」
「じゃあ留学の話は本当なんだ？」
「あ…いや、」
阿部の問いに言葉を濁し、横にいるAを見た仲村。珍しく弱々しい彼の姿に、Aは瞬時に助け舟を出す。
「まだ滝沢さんにもメンバーにも通ってない話なんですよ。」
「え、メンバーにも？じゃあ今頃みんなびっくりしてるんじゃない？」
「近々話をする予定なんです。
だから今は、一応それとなく濁してるんです。すみません。」
Aの答えに、阿部はにこやかに笑って頷いた。
「まぁでもタイミングむずいよなぁ。
最近バサラって一段と勢い増してるって感じじゃん？そこで例えばグループ活動一旦ストップってなると、ねぇ？」
深澤の言葉に「まぁ確かに」と同意をする佐久間達。
確かに的を得ている言葉だったが、特に仲村にとってはあまり良くない意味で心に響くものだった。
できる限りの笑顔で深澤に返す彼の表情に、次第にAの雰囲気が変わっていく。
「それも、滝沢さんと話し合うつもりです。」
突き放すような冷たさを帯びたAの言葉に、その場の全員が一度言葉を飲み込む。
あまり見ない息子の立ち振る舞いだったが、深澤はあくまで冷静だった。
「…仲村、今結構個人の仕事貰えてるでしょ？」
「は、はい…。」
「まぁもちろん個人活動も大事なんだろうけど…
やっぱり本質はグループあってこそだと思うからさ。そういうところも含めて、滝沢くんと話した方がいいと思うよ。」
「それって、"グループの仕事が絶対"
"それ以上に大事な仕事なんてない"、…って事ですか？」
いつも笑顔を絶やさない佐久間が、引き攣った表情をした。
Aは真っ直ぐ、辰哉だけを見つめる。
まさかの展開に仲村もすぐ間に入ろうと試みたのだが、間に合わなかったようだ。
「俺には今、個人活動への "強化" がグループ活動の妨げになるくらいならやめろって仰ってるように聞こえました。」
「…そうは言ってないだろ？」
「そう受け取れたんです。」
「……。」
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あのん(プロフ) - えーパンダさん» 返信が遅くなりました🙇♀️素敵なお言葉ありがとうございます！おかげさまで無事完結できました☺︎ (7月21日 21時) (
レス) id: e371a31c4d (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - りかちゃまさん» 返信大変遅くなりました💦お付き合いいただきありがとうございました！スピンオフもよろしくお願いします☺︎ (7月21日 21時) (レス) id: e371a31c4d (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - なつさん» 返信大変遅くなりました🙇♀️お付き合いいただきありがとうございました！ご期待に応えられずすみません💦今更ながら、何か還元できればいいんですが…笑 スピンオフも、よろしくお願いします！ (7月21日 21時) (レス) id: e371a31c4d (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - じゅさん» 返信が大変遅くなりました🙇♀️最後までお付き合いいただきありがとうございました！しれっと再始動しておりますので…笑 よろしくお願いします！ (7月21日 21時) (レス) id: e371a31c4d (このIDを非表示/違反報告)
あのん(プロフ) - ゆめさん» 返信が大変遅くなりました🙇♀️最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました！いつでも稜哉くん達がお待ちしてます！笑 (7月21日 21時) (レス) id: e371a31c4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あのん
| 作成日時：2022年4月25日 18時
