ほほえみデ−ト ぱ〜と２３

＊ ページ34

大倉目線


俺と剛くんの間をゲットしたヤス
ごはん中に俺の電話が…
今なんでかかってくるねん…


倉 『ちょっと席外すな』


安 『誰なん？』


倉 『えぇから』


部屋を出て電話に出る…
あぁ憂鬱な相手やな…


倉 『はい？』


(女 『昌宏と別れ話どうかしら？』)


倉 『今夜、必ず言います
だから今は待っててください』


(女 『できなかったら関ジャニのメンバー』)


倉 『それだけは絶対やめてください』


(女 『だったら今すぐ別れて
　 昌宏は私の男なの溝鼠わかった？』)


倉 『はい』


松 『忠義、貸して電話』


後ろから昌宏…
貸してって相手との通話を切って
昌宏に渡す


倉 『ッピ…どうぞ』


松 『誰？今の電話』


倉 『俺の彼女(嘘』


松 『俺の目見て』


倉 『もう別れて松岡くん』


松 『理由は』


倉 『彼女できた…』


松 『嘘つくんじゃない』


目なんか見たら別れる決断ができひん
泣いて助けてってすがりたくなる…
部屋に戻って自分の荷物を持って
旅館を飛び出した
たまたま待機してたタクシ−で
最寄りの駅まで…


倉 『はぁ…昌宏(泣』


松 『背中からむぎゅ)忠義』


倉 『離して…やだやだ』


松 『安田が全部話してくれた
　 さっきの電話は元カノだろ？』


倉 『やから俺の女』


松 『嘘つかないで正直に言うて』


言えない…メンバ−を傷つけちゃう
俺が我慢して平和ならえぇんや


松 『別れないから』


倉 『お願い、メンバ−の為やねん』


松 『なに言われた？』


倉 『言えない…』


松 『さっきの着信履歴は？』


倉 『消した…』


何回も鳴ってるけど無視
あぁ…どうしたらえぇ？
楽しかったのに苦しい…


松 『俺の元カノのせいで
　 彼女の忠義を泣かせたくない
　 苦しめるなら俺が守るから』


女 『昌宏』


松 『あぁ？お前か？』


女 『ぶちゅ〜』


松 『んっ…やめろ』


女 『ねぇ大倉くん』


倉 『松岡くんはおかえしします
　 今まですいませんでした』


女 『泥棒が謝るってこうするの』


松 『忠義、止めろ土下座なんかするな』


えぇねん…俺、別れを選んで
メンバ−を守るねん…
ゆっくり膝をついて土下座


倉 『申し訳ございませんでした(土下座』


松 『むぎゅ…忠義ごめん』


倉 『今までありがとう(泣』


松 『迎えに行くから必ず
　 女ときっちり終わらせるから』


元カノと消えて行った昌宏
迎えに行くからって信じてえぇの？

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す