歳の差夫婦～その１～ (ページ46)

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指輪ページ46

神山目線

翔含む家族で飯食ってたら
着信：二宮和也
この時間ならゲームしてるはず

翔『出たら？ニノだろ？』

神『ご飯中やから行儀悪いし』

きっちり、ご飯を食べてから
折り返ししてみると…

(二宮『渡したい物あるから会えない？』)

神『今すぐには無理かと…』

ピンポーン

翔『はーい』

翔が玄関のドアを開けると…

二宮『翔さん、智洋に用があって』

翔『リビングにいるから、あがって』

二宮『お邪魔します』

玄関からリビングに来た、かずくん
俺を捕まえて外へ連れ出され
かずくんの車の中へ

二宮『右手の薬指に(指輪登場』

神『俺、翔との指輪しかいらない』

二宮『ドラマ頑張ってたご褒美なの
左手がダメなら空いてる右手の薬指』

神『かずくん、どうしてこんなに好きで
いてくるの？恋愛に無関心だと思ってた』

二宮『俺だって男だから
好きになって、彼女にしたい
恋愛感情くらいありますけど？』

神『嬉しい、俺ねかずくんめっちゃ好きなの』

二宮『俺ん家でもっと聞かせて可愛い話』

かずくんの家にお邪魔したら
すぐ、かずくんに抱きしめられ

二宮『好きだ、智洋の事がとてつでもなく好き』

神『かずくんが俺を好きになってくれるなんか
思ってなくて…かずくんとの結婚したい感情に
背向けて翔の手を取ったの』

二宮『行動起こす俺が遅かった…智洋、結婚したい
本格的にじゃなくてもいい
俺と結婚してくれ、婚姻届くらい書いてよ』

神『ぎゅ)かずくん、大好き///愛してるよ///』

二宮『ちゅ』

神『んっ///』

二宮『かずくん卒業できない？』

神『夫婦になれる時が来たらね』

翔と離婚なんかしたら世間的によろしくない
こんなに大切にしてくれる翔と離婚なんかしない
欲言えば結婚式したかったです

二宮『俺と結婚したら結婚式できるよ？
翔さんの腕時計の履歴見たら
検索された式場のホームページ見たから』

神『結婚式できないだけで離婚できない』

二宮『自分の気持ちを押し殺して我慢してるの？
仕事で確かに忙しい翔さんだけど
智洋のお願いなら叶えてくれるから
あの人、計画立てて完璧主義だから』

今更、何もかも遅かった
こんなに、かずくんを好きになるって