続☆智子お嬢様Ｎｏ.８ (ページ12)

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食事会の料理開始ページ12

智子目線

潤パパの食事会の会場であるホテルの厨房
前日からソリオを飛ばして早朝から
夕方手前までに
小さな秋の先取り弁当を１００食

桐『なんかパワーがみなぎって来るんやけど』

智子『照史くん、秋刀魚の甘露煮
望くんは、茶碗蒸し
ともくんは、お味噌汁
１４時くらいから天ぷら揚げて
ご飯を仕掛けるからね』

神『一発、円陣組んで気合い入れよう』

望『せやな、今から戦場になるんやから気合いな』

手を乗せて…

智子『気合い入れて、頑張っていきま…』

４人『しょい！！』

下準備から黙々と調理をこなして
１００個の茶碗蒸しは蒸すまで
冷蔵庫に冷やしたり次々と形を見せる

潤父『智子ちゃん、無理言ってすまない』

智子『全身全霊で最高のお料理を
お召し上がってもらう為に私達は
本日の料理を担当させていただいてます』

潤父『智子ちゃんと従業員の方に
感謝してますので、ありがとうございます』

忙しいけど、キャプテンとして
ご挨拶はきっちりとこなし
なんとか盛り付けまで来たかな？

桐『会場に入れるん？』

智子『茶碗蒸しとお味噌汁と梨は
オープンキッチンだからね
詰めて片付けたら行こうか』

神『あ、おはようございます』

潤『おはよう、まだ間に合う？』

望『セッティングです』

智子『潤は、お食事会に参加する人だから
私達に任せてください』

潤『すまない、今日はお願いします』

潤父『智子ちゃんも参加者ですが？』

智子『この従業員を引っ張る立場なので
本日の参加は辞退させていただきます』

潤が何か言ってるけど
無視して会場のセッティングを

桐『出来たね』

智子『まだまだ、茶碗蒸し蒸さないと』

神『ええんやで、智子も参加しても』

智子『私のプライドなので』

望『プライドってくだらないけどな』

静まり帰ってるオープンキッチンで
しばしの団欒を

智子『お茶用意、お箸とか大丈夫？』

桐『完璧やで』

いよいよ、お食事会が開幕