【HQ】重ねた色は落ちない。

さ ページ2

A視点

【入学式後】

月「すぅー｣

　(え？圭なんで……)

山「つっきー！起きて！入学式終わったよー｣

　(圭)

私は、そばかすの子の言葉に気づかないフリをした。

でも、少しだけ、夢を見ていたかった。

もう少しだけ、夢を見せて。

でも、あわよくば本当には、ずっと………

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月島視点

山「起きたツッキー！早くクラス見に行こ！」

　『うるさい山口』

山「ごめんツッキー」

チラッ

　(誰か見てる？)

ボクを見ていた女子は、なんだか、悲しげな切ない顔をしていた。

　(なんであんな顔してんだろ)

　(名前は、藤宮Aか別に興味無いケド)

山「早く行行こうー｣

　 『……』

月島蛍、月島蛍、

あった。

ボクは、、1の4か、山口も1の4
あと、あの子もか、、、

別に嫌いという訳でも好きでもないケド
何となく"あの顔"が引っかかった。
それだけなはずだった。

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A視点

夕「やった！一緒のクラスだよ」

　『え〜嬉しい〜』

私と夕陽は、すっかり仲良くなった！

夕「1の4だって！」

　『OK行こ』

あ、あの子も同じ、、
別に嫌いという訳でも好きでもないけと。
何となく"あの顔"が引っかかった。
それだけなはずだった。

ね→←か

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