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ーside CELIー


SG「"__おいっ!どういう事だよ!大丈夫じゃないって、"」


『え、大丈夫じゃなかったでしょ?__Aliaが。』

電話越しにキレるオッパにため息をつく。

SG「"お前...絶対わざと思わせぶりに言ったな??」

JH「"すっごい心配したんだよ!??"」


『うそつけ、ガッツリ信じてたくせに』

「「......それは。」」



まあ、久々に楽しめた(・・・・)からご機嫌なCELIたんは広い心で許してあげよう!( ・∇・)


『悪いとは思ってるけど。あまりにもオッパ達が心配するからつい、イラッとしちゃって。』

舐めてんのかなって。

SG「俺らも一瞬でも疑って悪かった。でも、あんな映像どこで手に入れたんだ?」


ん?あぁ!そうだよね。
防犯カメラの映像。

『Aliaのマネージャーさんに盗ってきてもらった。ついでにウチの事務所に引き抜いた。』

「「「はぁぁ!???」」」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーside Aliaー

なんで、なんでよ。

テレビの中で次々と流れる"証拠映像"。

こんなの持ち出せるのなんて1人しかいない。


プルル___


マネ「なんだ。」


『分かってるんでしょ!?
あんた自分が何したか分かってんの!??』


マネ「あぁ。分かってるよ。俺がお前らを止められなかった。それだけはな。」


なによ、止められなかったって。


マネ「もっと俺が早く止めてれば、真っ当な人間でいれたのにな。」

『私達、、もう終わりなのよ!?アンタ、デビューからずっとマネだったくせに何とも思わないわけ!?』

マネ「あぁ。もう終わりでいいんだよ、、終わりにしよう、リコ。俺たちはもう十分、歌を届けただろう?」


その言葉に昔の記憶が蘇る。

デビュー当初、田舎の小さな舞台で、"沢山の歌を届けよう"を合言葉に、マネとメンバーで円陣を組んだ。

でも仕事が増えるにつれて円陣なんてやらなくなって。


いつからだろう、歌を届ける事よりも、売れる事に必死になり出したのは。


マネ「もう、歌手にすがりつく事はないだろう?俺らはもう、潮時なんだよ。今後も芸能界で活動するには罪を犯しすぎた。」





ーside マネー

今回も黙ってもみ消すつもりだった。

だけれど。


"あの子達がこうなったのは君の責任でもあるんだ。潮時(・・)を間違えるな。あの子達のためにも、自分のケツは間に合ううちに拭きなさい。"


『今回は間に合いましたか..?ヤン社長』


自嘲的な笑みを溢すと、静かに目を閉じた。

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作品ジャンル:恋愛
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舞桜(プロフ) - どうしましょう。すごく面白いお話見つけちゃった! (2020年2月17日 0時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - おもしろいー!! 更新待ってます。 (2020年1月25日 9時) (レス) id: a2d6e4b6af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:akn | 作成日時:2019年8月30日 11時

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