私がこの世でいちばんです (ページ29)

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ーside CELIー

オッパ達、遅いな～

ガチャッ！ドンッ！
『うわぁっ、ビビった。。どうしたの？？』

乱暴に入って来たのは、鬼の形相なホビオッパ。
え、いや、理解が追いつかないんだけど。
『ホ、ホビオッ(キーッバタン！) え』

フラフラフラフラ、、
『ジュニオッパ！？ユンギオッパも、、』

あとから、生気を吸い取られた様にヨロヨロと入って来た2人がパタリと床に倒れる。

『え、どうしたの。』

SG「CELIや、、命が惜しければ、ホビに話しかけるな。。」

何で！？

RM「いや、アイツ振り付け行き詰まってると人格変わるんだよね。。。それに加えて、今日俺らがめっちゃダンス間違えたからブチ切れちゃって。」

うわ、理由が真っ当だから何も言えないわけね。

ガチャッ！
部屋から出てきたホビオッパが玄関に向かっていった。

こんな時間にどこ行ったんだろ。。

SG「多分、公園行った。いつもこうなると公園でずっと踊ってるから。」

慣れてるのね、2人とも。。

夜中。

ぐうぅぅぅう。

お腹すいた、、、
コンビニ行こっかな、、

大きめの膝掛けにくるまって外に出る。
うー、さむ。

～♪♪
？？誰だよこんな時間に音楽流してんの。

公園をチラリと覗く。

『ホビオッパ！？』

JH「、、CELI？？なに？」

『何時間ここに居るの！？風邪ひくよ』
JH「ははは、悪いけど邪魔しないで。早く帰りな。」

貼り付けた笑みで再びフラフラとダンスに戻る。

いやいや、こんな危なっかしい人置いてけないでしょ。
仕方なく、近くのベンチに座る。

それから何度も、同じ曲が流れた。
これ新曲かな？？

飽きたなー、この人これずっとやってたんだよね。
よく飽きないよね。

『私も踊ろっかなー。』
ダンスって見てるとやりたくなるよね。
JH「は？何言っ『オッパ、早く音楽』...ねえ、聞いてる？」

ホビオッパの隣に立って、準備体操をする。
JH「、、、邪魔しないでね？」

～♪

再び曲が流れ始める。
最初は軽くステップを踏んで体を慣らす。

振り付け？
そんなのフィーリングでしょ。

段々とのめり込んでいって、いつの間にか夢中で踊っていると。

JH「CELI、いまのもう一回踊って」
何故かカメラを持っているホビオッパ。
『えっ、今の？？いいけど、、』

～♪♪
多分ちょっと違うけど大体合ってるはず、、

JH「それだ！！」
『えっ。なにが。』
JH「ねえ、その振り付け使っていい？」

ニコニコと話しかける表情はいつものオッパだった。

　