私がこの世でいちばんです (ページ24)

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同居2日目。

SG「曲のベース？良いけど、、」
『btsのイメージが何となくしか分かってないし、、多分なんですけど、私が勝手なイメージだけで作るとYG色が強過ぎるんだよ。』

さすがに13年も練習生やってると、ね。
染み込んじゃってるのよ。

そこでリビングで寝てたユンギオッパを作業室に呼んでみたのだ。
楽曲製作も携わってるみたいだし。

作業室に入って早々、キョロキョロしだすユンギオッパ。

SG「...鍵盤は？？」
『あ、ピアノ弾けないから無いよ』
SG「は！？」

えっ！？なに？？何かヤバイ事言った？

SG「じゃあ、どうやって譜面起こしてんの？デビュー曲も自分で書いたんでしょ？」
『？？頭の中で想像して、譜面に書いてます。』

何故か口をあんぐりと開けてこちらを見てくるユンギオッパ。
SG「うん、何か色々分かったわ。。鍵盤持ってくる、、」

どうしたんだろ。
何かヤバイ物見る目でこっち見てきたけど。

鍵盤を持って戻ってきたユンギオッパ。
この人、音楽の話になると急に動き良くなるな。。

SG「とりあえず今どこまで譜面できてるの？見せて」
『あ、これです。』

SG「...ねぇ、これってもしかして完成してる？」

『あ、はい。私まるごと一曲作ってから考えるタイプなんですよね。』

SG「(そんなタイプ聞いたことねえよ、、。)」

ポロロン♫

ユンギさんがピアノを弾き始める。
凄い、初見でできるんだ。

SG「、、ちなみにこれって昨日から作りはじめたとかじゃないよね？」
『え、昨日からだよ。徹夜でとりあえず。』

SG「...。確かにBTSとはちょっとイメージ違う。なんか、、YGぽいのもあるけど、Eminemっぽい？？」

あぁ、

『多分、最初にラップの曲の作り方教わったのが彼なんですよ。だから似てるんかな？』

SG「(...もう、何か色々と情報過多だわ)そうなの。。BTSとしてやるわけじゃないし、雰囲気とかイメージが違うのはそこまで気にしなくて良いんじゃない？」

『はぁ。』

SG「あ、でも。ココをこうしたら、ちょっとBTS色は出るかも。」
『おおっ、本当だ！』

この人、なかなかやるな。

JH「ただいまぁ～って、あれ？CELIとユンギヒョンは？」
RM「いや、それが、、見てアレ。」

JH「え"っ。ユンギヒョンが、、前のめりで話してる、、、」