第30話 漢字の読み方ムズイの多いね ページ42
敦 視点
??「それで依頼と云うのはですね、我が社のビルヂングの裏手に……最近善からぬ輩が屯している様なんです」
谷崎(普通に再開した……変人慣れしてンのかな)
谷崎「善からぬ輩ッていうと?」
??「分かりません。ですが
国木田「そいつは密輸業者だろう。軍警がいくら取り締まっても
??「ええ、無法の輩だという証拠さえあれば軍警に掛け合えますから」
国木田「現場を張って証拠を掴め、か……
小僧、お前が行け」
『ヘッ!?』
とと、突然話を振りますね!?
って云うか僕ですか!!?
国木田「ただ見張るだけだ。それに密輸業者は無法者だが大抵は逃げ足だけが取り柄の無害な連中
──初仕事には丁度良い」
敦「でっでも」
初仕事にはって…荷が重いですよ!
国木田「谷崎、一緒に行ってやれ」
ナオミ「兄様が行くならナオミもついて行きますわぁ」
茜「あっくんの初仕事、僕もついて行こうかな。何か面白くなる予感するし」
空「それなら僕も行k」
国木田「貴様は仕事が残っている終わらせてから行け」
空「えぇそんなぁ…良いじゃん良いじゃん!ね、国木田さん?」
国木田「ほぅ、仕事を増やしてほしいんだな?」
空「いやぁ!一緒に行けないのは残念だなぁ!!」
掌クルックルだね…
でも、茜くんが居るのは少し心強いかも
国木田「おい小僧。不運かつ不幸なお前の短い人生に、些かの同情が無いでもない。故にこの街で生き残るコツを一つだけ教えてやる」
ピラッ(芥川先輩の写真を取り出しながら)
↑一寸その写真ちょうだい家宝にするからby芥川先輩推しの台詞担当
国木田「こいつには遭うな、遭ったら逃げろ」
ん、誰だろう…
『この人は──?』
太宰「マフィアだよ。尤も他に呼びようがないからそう呼んでるだけだけどね」ピョコッ
国木田「港を縄張りにする兇悪なポートマフィアの狗だ。名は芥川。マフィア自体が黒社会の暗部のさらに陰のような危険な連中だが、その男は探偵社でも手に負えん」
『何故──危険なのですか?』
国木田「そいつが能力者だからだ。殺,戮に特化した
──やつと戦うのは御免だ」
第31話 国木田くんって何でも出来ちゃう説ある?→←第29話 カオスなんて日常茶飯事
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作者名:フィア | 作成日時:2022年9月16日 17時