第26話 社長が登場するシーンに「バァァァァァァン」って効果音つけたくなったの僕だけ? ページ36
No 視点
静かに響く足音と声、その声に皆が反応する
国木田「社長」
敦「しゃ、社長!?」
福沢「そこの太宰めが「有能なる若者が居る」と云うゆえその魂の
太宰「君を社員に推薦したのだけど、如何せん君は区の災害指定猛獣だ保護すべきか社内でも揉めてね。
で、社長の一声でこうなった。と」
国木田「で社長.......結果は?」
緊張感が走る
敦は物凄く不安そうだが、社長が発したのは
福沢「太宰に一任する」
その一言のみ
敦「.......」
太宰「合格だってさ」
敦「つ、つまり.......?僕に斡旋する仕事っていうのは此処の.......?」
どんどん敦の顔が明るくなっていく
太宰「武装探偵社へようこそ」
1番喜ぶのは、やはり
敦を兄として慕っているこの少女
空「やったぁ!敦にいも探偵社員になれた!」
ナオミ「うふ、よろしくお願いしますわ」
谷崎「い、痛い、そこ痛いってばナオミ、ごめんごめんって!」
敦「ぼ、僕を試すためだけに.......こんな大掛かりな仕掛けを?」
太宰「この位で驚いてちゃ身が保たないよ?」
敦「いやいや!こんな無茶で物騒な職場僕、無理ですよ!」
冷静に判断が出来るようになってきたのか
コロコロと表情を変える敦
太宰「君が無理と云うなら強制はできないね。となると、君が住んでいる社員寮、引き払わないと。あと、寮の食費と電話の払いもあるけど.......大丈夫?」
太宰はどうやら、人に選択肢を与えるのに
少々難アリのようだ
敦(せ、選択肢ないじゃないですかぁぁぁぁぁぁ!)
そんなこんなで無事、敦の入社試験が
終了したのであった
ーーーおまけ…?
空「いやぁ、危なかった!もう少しで谷崎くんの名前を出すところだった!」
国木田「それ以外にも、不可解な行動をしていたな」
ーーー回想
突然響く鈍い音
音の方に視線を向けると…
空「…あッ、えーッと、こ、こんにちは?」
谷崎「え?」
空ちゃんが居た
国木田さんに「どうしたら…」と
視線を送ると「そのまま続けろ」って顔をされて…
ーーー
谷崎「台本に無い行動はやめてくれないかナっ!」←途中でヤケクソになった人
空「ご、ごめんなさいぃぃぃぃっ!!」
どうやら演技をしていた者達は
突然のアドリブにも関わらず
綺麗に敦を騙していたようだ
NGシーン 集 part5→←第25話 ばばばば、爆発するぅぅぅ()
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作者名:フィア | 作成日時:2022年9月16日 17時