最恐の…フォーマンセル!?【文スト&女主2人】

第16話 武装探偵社は異能の力を持つとかナントカ… ページ25

空 視点


ｰｰｰ茶漬けを食べ、少し時間が経った後



敦「はー食った！もう茶漬けは10年は見たくない！」



流石に食べ過ぎでは？

僕でもそんなに食べないよ！！ ←食べる奴



国木田「お前……」

敦「いやほんっとーに助かりました！

孤児院を追い出され、ヨコハマに出てきてから食べる物も、寝るところもなく、あわや斃ﾀﾋかと…」

太宰「ふうん。君、施設の出かい」

敦「出というか……追い出されたのです。経営不振だとか、事業縮小だとかで」

『僕の場合は、理由がちゃんと分かってるけどね』



ﾁｮｺｯﾄ怪しいかな、追い出された理由



太宰「それが本当なら、薄情な施設もあったものだね」

国木田「おい太宰、俺達は恵まれぬ小僧に慈悲を垂れる篤志家じゃない、仕事に戻るぞ」

『え、敦にいも社員に出来ない？』



えぇー！敦にいも社員にしようよ！

絶対楽しいって！！



敦「お2人は……なんの仕事を？」



あ、流石に気になるか

年齢的には僕が仕事なんておかしいもんね



太宰「なァに…

─探偵さ」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
敦 視点


探偵…か


国木田「探偵と云っても、猫探しや不定調査ではない。切った張ったの荒事が領分だ。異能力集団『武装探偵社』を知らんか？」



{武装探偵社}



聞き覚えがあった


曰く軍や警察に頼れないような危険な依頼を

専門にする探偵集団


なんでも{武装探偵社}の社員は多くが

異能の力を持つと聞くが…



空「ねぇねぇ敦にい、ちなみにだけど、僕も探偵社員だよ。今日は仕事無かったけど、意味無く探偵社居たらこうなった｣

『そうだったんだ。だからこの二人と一緒に居たんだね』



空ちゃんは孤児院の時見たから知ってるけど

この2人もなのか？



『そ、それで…お二人のお仕事は……？』




国木田「"虎"探し、だ」

第17話 人食い虎と荒事専門の武装探偵社→←第15話 ちょちょ！食べ過ぎでは！？ ←お前もな？

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