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第15話 ちょちょ!食べ過ぎでは!? ←お前もな? ページ24

空 視点


ハァ,ハァ,ハァ,ま、待ってぇ速いぃ!!!!!!!!!



『ま、待ってください国木田さん!』

敦「もしかして、君は…」

『あれ?敦にい?』



んん?僕、とうとう幻覚が見え始めた??

でも、この声とこの姿



敦「やっぱり、空ちゃんだ」

『敦にいもヨコハマに来たんだね!』



敦にい!普通に会えて嬉しい!!

あ、てか太宰にも云っとかないと



『それと太宰さん、もう川流れないでください。僕が捜索に使われるんですから』

太宰「やぁ空ちゃん、やっぱり君も来てるんだね」

『乱歩さんに駄菓子のお遣い頼まれて買いに行ってたのに、いきなり呼び出されたんですよ!?』



ほんとにめんどくさい…やめてよほんと……



太宰「これから国木田君の奢りで、敦君と茶漬け食べに行くんだけど…君も来る?」

『行きます!』(即答)


トコトコ

テクテク


茶屋に着いた

敦にいがお茶漬けを食べてる

ものすごーく、量が多いよ☆



国木田「おい太宰、早く仕事に戻るぞ。

仕事中に「良い川だね」とか云いながら川に飛び込む奴がいるか!おかげで見ろ、予定が大幅に遅れてしまった」

太宰「国木田君は予定表が好きだねぇ」

国木田「これは予定では無い!!理想だ!!我が人生の道標だ。そしてこれには『仕事の相方が自 殺嗜癖』とは書いていない」

敦「ぬんむいえおむんぐむぐ?」

国木田「五月蝿い。出費計画の頁にも『俺の金で小僧が茶漬けをしこたま食う』とは書いていない」

敦「んぐむぬ?」

国木田「だから仕事だ!!俺と太宰は軍警の依頼で猛獣退治を──」



太宰「君達なんで会話できてるの?」

『僕、ずっと前から敦にいの"むぐむぐ語"聞いてるけど、1回も解読できたことない。凄くないですか、国木田さん』

太宰「空ちゃんも解読できたこと無いんだ」



本当にアレは分かんない

でも、確か茜も解読できてたような…

第16話 武装探偵社は異能の力を持つとかナントカ…→←第14話 敦「また3人で、茶漬けが食べたい」



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作者名:フィア | 作成日時:2022年9月16日 17時

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