No.３９ ページ45
爆豪side
意地を張ってお化け屋敷に入ったはもういい。だが、何でAとはぐれてこの半分野郎と一緒にいるんだ……！
空気読めやクソ
｢その目線やめろ、不愉快だ｣
｢あ”ァ”！？ ｣
こいつの声は俺を無性に苛立たせる。こいつはA以外の人間には淡々と同じトーンで喋り、冷たいオーラを出す。それがムカつくのだ。
時折この様な会話をしては沈黙が続く。この暗く、不気味な空間には俺達の息と冷気が流れ込む音しか聞こえない。
その時だった
ピタぁッ
首元に当たったソレはヌルヌルして冷たく、幽霊の手に触られるような、ぞわァっという寒気を感じさせ、そして……
｢クソがァァァァァァ！ ｣
俺の足にエンジンを着けたかのように全力で走らせた。
BOOOMと声と一緒に出てきた爆発音はソレを俺の手に握らせ更に走る足を加速させる。
｢何でこんにゃく何かが遊園地のお化け屋敷にあるんだよッ！ ンなのアニメの中だけでイイわボケェッ！ ！ ｣
俺の怒り声に半分野郎は俺の顔を一回見て｢そのアニメの中だけの罠に引っかかったお前もお前だな｣と、俺を鼻でフッと嘲笑う。
怒りが湧き出て来て、腸が煮えくり返りそうになるのを何とか抑えて俺も冷静を装い言い返す。
｢ハッ、俺の声にビビって先に前に言ってる奴がほざく言葉じゃねェ……なァッ？ ｣
俺はさっきまでの仕返しとして爆発で取れた
すると半分野郎は女みたいな高い声で｢ひっ｣と小さく悲鳴を上げて転ぶ。
それをしっかり聞き、見た俺はその姿を嘲笑いながら恐らく今年一番であろう笑顔で
｢ハッ……女見てェな声で悲鳴上げるってアニメの中だけの反応じゃねェの？ ｣
と煽りまくった。
その後、当然のごとく怒り出した半分野郎は俺と取っ組み合いをした。
髪を引っ張ったり頬を抓ったり本当にガキ見てェな取っ組み合いを
そして取っ組み合いを続けること五分
突然俺らの場所がパッと明るくなる。そして＿＿
｢こんな所で何をしている｣
｢ひッ！？ ｣
同じくライトで照らされた黒髪の女を見て俺達は同時に石像のようにピタッと固まり、そのまま床に座り込んでしまったのだった。
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みかん - すごく面白いです！！更新頑張ってください！ (2018年10月20日 22時) (
レス) id: 92df3f0f1f (このIDを非表示/違反報告)
とびうおε( ε^o^)э(プロフ) - [[みいす]]さん» そんなことないぞよ_(:3｣∠)見てくれてありがとう御座いまする(* ^ ω ^ )b (2017年11月26日 8時) (レス) id: 75392733f2 (このIDを非表示/違反報告)
[[みいす]](プロフ) - とびうおε( ε^o^)эさん» うーとびよ！我が親友ながら文才もあって人気で嫉妬するぞよ！ (2017年11月26日 0時) (レス) id: 64bd65ab2c (このIDを非表示/違反報告)
とびうおε( ε^o^)э(プロフ) - 甘楽さん» 待っていてくれて本当にありがとうございます<(_ _*)>これから少しずつではありますが投稿を開始しようと思うのでよろしくお願いします！ (2017年11月25日 17時) (レス) id: 75392733f2 (このIDを非表示/違反報告)
とびうおε( ε^o^)э(プロフ) - かなさん» 返信遅れて本当にごめんね(｡ﾉωﾉ)また更新し始めたから良かったら見て！┏○┓ (2017年11月25日 17時) (レス) id: 75392733f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とびうおε( ε^o^)э | 作成日時：2017年7月24日 8時
