Still with you 2

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そんな二人を



ジョングクが手招きして

　

　

　

　

　

　

　

　

　

JK｢ほら、ちゃんと言って｣



A子｢...。｣



B子｢...。｣

　

　

　

　

　

　

　

　

　

あれだけ威勢のよかった印象の二人だったと言うのに



何だか今日は



小人並みにちんまりと構えていて

　

　

　

　

一体



何がどうなってこんなことになっちゃったの？って



ちんぷんかんぷんな表情で



ジョングクを見上げたら

　

　

　

　

そんな私へと



視線を落としたジョングクの手が



何も言わぬまま



私の頭にニ度も優しく触れた

　

　

　

　

　

　

　

　

　

...。



...。



...。

　

　

　

　

ほ〜ほけきょ

　

　

　

　

　

　

　

　

　

きっと



頭さえ突き出せば



誰彼構わず撫でてしまうであろう



ジョングクの反射的仕草に

　

　

　

　

私の思考は即座に低下



胸の奥は不整脈を起こし



全身を染めてしまうほどの紅潮

　

　

　

　

目の前の



憎きA子とB子が



私に向かって頭を下げたようだけれど



微かに｢ごめんなさい｣と耳へ届いたけれど

　

　

　

　

正直



今はそんなことどうでもよくて



一連の流れに浸りたいから



早々に目の前から退散してほしくて

　

　

　

　

　

　

　

　

　

｢大...丈夫です｣

　

　

　

　

　

　

　

　

　

放った言葉と共に



ソファーへと崩れ落ちた






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