魔王の僕と女神の使い (ページ40)

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答えはひとつページ40

解放してからどれくらいの時間がたっただろうか

俺はスカイウォードをためる事すら出来ない

Aの動きがさっきとは違って早すぎる

正直言ってとても逃げたい

Aは時々感情のない笑いをするし髪色が変わったことによって更にゼルダに見えて戦いづらい

リンク「くっそ…！」

『あははは』

その笑い方怖いからな？

ん…？

笑った後隙がある…？

何秒かAの剣が止まっていた

その隙ならいけるかも…ッ！

『あははは』

笑った…！！

ｷｭｩｰｲﾝｯ…

リンク「でぇいやぁあああ！！！」

『ぁあああぁあっ！！ …はあっはあっ…』

ファイ「マスター Aの魔力が一気に減少しましたもう魔力を使うことは不可能かと」

ファイありがとうでも俺にはAを殺せない

リンク「A…もうやめてくれ…見ていられないんだ…」

『…なぜ殺さない』

リンク「できねえよそんなこと…」

俺はAに近寄りそっとAの頬に触れた
だって…Aは…

リンク「Aは俺の…！」

＿ﾊﾟﾁﾝ

その音で俺は吹き飛ばされた

ギラヒム「帰りが遅いと思ったら… 小僧お前には何度も忠告していたはずだ Aはワタシのモノだと」

リンク「Aはモノなんかじゃねぇ！！」

ギラヒムはAを見て驚きをせずに話を続けていた

ギラヒム「Aはここ最近様子が変だったんだよ外出が増えてワタシと一緒にいることが少なくなった…
まぁ全ての原因はあの女神の仕業でAにワタシが触れられない呪いがかかってしまった事だと思うんだけどね」

リンク「ゼルダが…！？」

ギラヒム「そのせいでねワタシは今猛烈に強烈に激烈に気分が悪いんだよ…」

ギラヒムは声を張り上げずに落ち着いたトーンで話していた

ギラヒム「君はAがどんな想いをしてこの地に降りてきたのかわかっているのかい？」

リンク「あっ…」

そう言えば情報収集してくるの忘れてたな…

ギラヒム「はあ…宿題として帰りたがらない理由を調べてきて貰おうか。それからならAを手放してあげてもいいんだよまあどうせ答えはひとつだと思うけどね」

ギラヒムはそう言い残しその場から消えた