魔王の僕と女神の使い (ページ20)

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怖がりページ20

ギラヒム「はぁっはぁっはぁ…封印の神殿の中から女神がいた気配がする…んだよもういねえじゃんかよ！」

『もう来てたのか…ハハ… じゃ、天望の神殿じゃないすか？』

ギラヒム「はぁ…走って疲れたよ。相手は小娘だ。歩いて行こう…」

『はーい』

私は疲れてないんだけどな☆
私を担いだままギラヒムは走っちゃったから疲れたのかな～？ｱｻﾞｰｯｽ

私たちは天望の神殿に向かって歩み始めた。

疲れたとか言いながらこの人歩くの早いな！
私は追い付くのでやっとだった。

チラッとギラヒムの顔を見てみる。
あ、超怒ってる。激おこ
それはそうだろうなぁ…はは、

ギラヒム「…ん？あれは…」

『ん～？』

ギラヒムの目の先には緑色の騎士の服を着た人間が歩いていた。横には青い女性らしき人が浮いていた。

『誰だ…？』

ギラヒム「…まあワタシたちには関係ないだろう。…A、ワタシにつかまれ」

お、瞬間移動かな

『はーい』

＿ﾊﾟﾁﾝｯ

ギラヒム「…ここが天望の神殿だよ」

『ひ、ひえぇえなんか怖そうなんですけどぉお………』

これでも私はお化けとか虫とか苦手だ…。
一人暮らしは怖かったけどまあまだロゼンが居たから良かったけど私普通に一人暮らしできない系怖がりな女子っす()

ギラヒムさんは何も言わずに先を歩いていた。ま、まってぇ～…