魔王の僕と女神の使い (ページ14)

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ピンチですページ14

＿＿＿＿＿＿＿シャー……

『魔物もシャワーは浴びるんだね…良かった…シャワーがあって…』

はぁ～…女神の使いになれば体傷つくってわかってたけど…。まさかこんな形で体に傷がつくとは…。

ギラヒムの小さなナイフが左肩に少しカスって少しヒリヒリする…。
血も少し出てたかな…。痛いししみる。

『ゼルダとリンク元気かな…』

丸一日くらい会ってないのは風邪の時ぐらいでほとんど毎日会ってたくらいだしなぁ…

『ふぅ…』

最後のスカイロフトでの生活はラスに告られてバドに突き飛ばされたっていう嫌な思い出しかない

せめてゼルダとリンクと一緒に居たかったな…

あれ。目から涙が出てくる
寂しくはないのにむしろこっちの世界の方がいいなって思ってたのに

『寂しい…。』

ギラヒム「…さっさと出てくれないかね？」

『ふぇええあああいっ！？』

ギラヒム「安心しろワタシは人間の体には興味ない」

『でも見られて恥ずかしいってことがあるんですけど！？』

ギラヒム「…俺はシャワールームに入ってねえよ」

あっ…なんだドアの向こうから話しかけてたのか…

『も、もう少し待っててください。』

ギラヒム「おう」

…あれ。ギラヒムさん動いた？

服そっちに置いたままなんですけど…。

さて。

ピンチです。