桃×黒 雪解け 1 ページ37
血、嘔吐注意
「あっちぃ〜もう出るわ」
「北斗脱落か〜じゃあね！」
日帰り旅行の締めは温泉からのサウナ。
ということで、温泉でたっぷり語り合った6人はサウナに入り腰を下ろした。
陽キャ3人組はこのあっつい中でもはしゃぎまくっていて、�眞呂亙郢Г澆燭い北椶鯤弔犬討い襦�
俺はもともと、暑さには強くない。
ほどほどで満足して外に出ると、身体中の熱がゆっくり抜けていくのがわかった。
脱衣所にたどり着いたところで、白くて丸い何かを発見した。
「……え！？京本！？」
だいぶん前に出て行ったはずの彼が、バスタオルを一枚巻いただけでしゃがみこんでいた。
顔をのぞいてぎょっとする。
口元を押さえている手のすき間から、ぽたぽたと血が流れていた。
「…ティッシュある？」
洗面台に置いてあったティッシュを急いで手渡す。
「ごめん、、ふぅっ、」
「いいけど、大丈夫？」
床に落ちた血を拭き取りながら、京本の顔を覗き込んだ。
鼻血が止まらないみたいで、新しく当てたティッシュにもじわじわと赤い染みが広がっていく。
「なんか、止まんなくてっ、」
京本が出ていってから結構な時間が経っている。貧血で動けなくなってしまったのだろうか。
「ごめ、肩貸して」
支えながら立ち上がらせると、壁にもたれかかったままゆっくりと着替えはじめた。
京本の様子を横目に、自分も急いで服を着る。
…ん、
ふらふらの京本を支えて歩きだすと、途中から体重を預けられたのがわかった。
そのまま、小さな長椅子にゆっくりと座らせる。
「のぼせた？」
「たぶん」
「今日長引いたしね」
「…もっとはやくでればよかった」
そう、サウナの高温で撮影用機材が途中で交換になり、想定よりも時間が延びてしまったのだ。
血が止まってきたところで、水を差し出す。
「飲めそう？」
「ありがと、あとでもらうわ」
まあ、今飲んでも血の味だもんな。
それなら、とペットボトルを首のあたりに当ててやる。
「…つめた、きもちー」
隣に座ると、ぐったりともたれてかかってきた京本。
大丈夫かよ。
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m - お返事ありがとうございます！とってもたのしみにしてます☺️☺️ (3月18日 2時) (
レス) id: 71f21611c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆる(プロフ) - mさん» mさま コメントありがとうございます。 私も、きょもじゅり好きなので書く予定です☺️ ただ、かなり先になるかもしれません。お待ちいただけるとうれしいです！ (3月17日 21時) (レス) id: de16dd2c44 (このIDを非表示/違反報告)
m - だいすきで何度も読ませてもらってます！きょもじゅりのお話も読んでみたいです！もしいつか可能でしたら書いていただけるとうれしいですTT (3月17日 1時) (レス) id: 71f21611c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆる(プロフ) - さなさん» さなさま 本当ですか…！？嬉しいです！ありがとうございます。 (3月4日 0時) (レス) id: de16dd2c44 (このIDを非表示/違反報告)
さな - シチュエーションも細かくてだいすきです！ (3月2日 20時) (レス) @page37 id: b593d6990a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるゆる | 作成日時：2024年1月20日 14時
