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背中をさすってあげると少しほっとしたように見えたけど、やっぱりまだ辛そう。
ぅぅ、っ
横になって口元を手で押さえつけたまま、じっと耐えている。
突然、背中をさする手が制止された。
「といれ、」
「ん、」
ふらふらの大我をゆっくりと起き上がらせ、支えて歩く。トイレにたどり着くと腕からするりと抜け落ちた。
〜っ、、んえっ！
当然、早朝に吐くものなんて何もなくて、ただただ吐き気と闘うしかないその背中に手を当てる。
「ごめ、なんか今日、ひどくてっ。いつもすぐ治るのにっ」
「大丈夫だよ、、しんどいね」
いつもはって何なの。
気になったけど、今聞くのはかわいそうだからやめておいた。
…
「あー無理だ。吐けないわ。」
しばらくえずいていたが、そのうち諦めたようにつぶやいた。
立ち上がった大我を抱えて再びベッドに戻る。
「ふぅっ、なんかさっきより、ましになってきたかも。」
「ほんとに？よかったぁ」
吐けなくて余計辛いだろうと思っていたら、幸運にも症状が和らいでいるみたいでほっとする。
真っ白だった頬にも、ほんのりと色が浮かんできた。
「時間になったら起こしてあげるから、寝れそうなら寝ときな。」
「…ありがと、ジェシーも眠いでしょ？だから」
「眠くないよ」
自分がどんなに辛くても、相手に対して優しくあろうとする。そんな大我のことを俺はずっと尊敬している。でも、だからといって、自分より他者を優先してほしい訳では全くない。
ゆっくりと大我の瞼を手で覆うと、すぐに落ち着いた呼吸が聞こえてきた。
おやすみ、大我。
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m - お返事ありがとうございます！とってもたのしみにしてます☺️☺️ (3月18日 2時) (
レス) id: 71f21611c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆる(プロフ) - mさん» mさま コメントありがとうございます。 私も、きょもじゅり好きなので書く予定です☺️ ただ、かなり先になるかもしれません。お待ちいただけるとうれしいです！ (3月17日 21時) (レス) id: de16dd2c44 (このIDを非表示/違反報告)
m - だいすきで何度も読ませてもらってます！きょもじゅりのお話も読んでみたいです！もしいつか可能でしたら書いていただけるとうれしいですTT (3月17日 1時) (レス) id: 71f21611c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆる(プロフ) - さなさん» さなさま 本当ですか…！？嬉しいです！ありがとうございます。 (3月4日 0時) (レス) id: de16dd2c44 (このIDを非表示/違反報告)
さな - シチュエーションも細かくてだいすきです！ (3月2日 20時) (レス) @page37 id: b593d6990a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるゆる | 作成日時：2024年1月20日 14時
