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！？
足元の衝撃に目を覚ます。
むくりと起き上がって足元を確認するも、何もない。
夢…？
そりゃそうだよね。逆に何かいたら怖いわ。
すこしだけ乱れた布団を元に戻して再び眠ろうとしたところで、違和感を覚える。
あれ、きょもは…？
隣で寝ていたはずのきょもの布団から気配を感じないことに気がつき、見てみると中身はからっぽであった。まだはっきりしない目で部屋を見回すと、お手洗いからわずかな明かりが漏れている。
ああ、トイレか。
午前3時。再び目を閉じた。
が、一度目を覚ますと頭が冴えてしまったのか、もしくは歳なのか、全く眠れない。仕方なく布団の中で目を瞑ることにした。
……遅くね？
トイレから全然出てこないきょもが気になりはじめる。
どれだけ短くても15分は経ってるぞ…大丈夫か？
初めは気にしてなかったが、何の音も聞こえないし、一向に戻ってくる気配もない。そもそも本当にそこにいるのかと疑うほどだ。
さすがに心配になって様子を見に行くことにした。
鍵がかかっているから、やはり中にいるようなのだが…
「きょも…？きょも…？」
恐る恐る呼びかけるが、返事はない。
嘘、中で倒れてるんじゃ、と嫌な推測をしてしまう。
「きょも大丈夫！？ねえ！聞こえ」
(カチャ)
「！？」
少し大きな声で呼びかけていると、水を流す音と同時にドアが開いた。
「びっくりした、、、しんたろーか。」
冷たい目で言い放たれ、反射的に謝ってしまう。
「ごめん。大丈夫？」
うつろな目を見開いたきょもと目が合った。薄暗い中でも顔色が悪く、体調不良は明らかなようだ。
「返事ないから焦ったよ。大丈夫？具合わるくなっちゃった？」
「んー」
きょもはなんとも言えない表情で口元に手を当てる。
「きもちわるい？」
こくっとうなずくきょも。
「…ちゃった、」
「え？なんて？」
「……はいた」
動揺を隠し、冷静になれと自分に言い聞かせる。
「そっかそっか。辛かったね。」
背中を優しくさする。
「まだ出そう？」
「んーん、もう、吐けない…」
吐き気はあるけど吐ききれない、あるいは吐くものもなくなってしまった、といったところだろうか。
「しんどいな、、きょもちょっと布団に戻ろう…？」
そう言ってきょもの手を引こうとしたところで、その冷たさに驚く。
こんなに冷たくなるほど長い間、1人で苦しんでいたなんて。
もっと早く行ってあげればよかったという後悔に襲われる。
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m - お返事ありがとうございます！とってもたのしみにしてます☺️☺️ (3月18日 2時) (
レス) id: 71f21611c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆる(プロフ) - mさん» mさま コメントありがとうございます。 私も、きょもじゅり好きなので書く予定です☺️ ただ、かなり先になるかもしれません。お待ちいただけるとうれしいです！ (3月17日 21時) (レス) id: de16dd2c44 (このIDを非表示/違反報告)
m - だいすきで何度も読ませてもらってます！きょもじゅりのお話も読んでみたいです！もしいつか可能でしたら書いていただけるとうれしいですTT (3月17日 1時) (レス) id: 71f21611c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆる(プロフ) - さなさん» さなさま 本当ですか…！？嬉しいです！ありがとうございます。 (3月4日 0時) (レス) id: de16dd2c44 (このIDを非表示/違反報告)
さな - シチュエーションも細かくてだいすきです！ (3月2日 20時) (レス) @page37 id: b593d6990a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるゆる | 作成日時：2024年1月20日 14時
