119．【軽く】 ページ23
海斗「勝った……」
ペタンとその場に座り込む。
円堂「勝ったぞぉ――――――――っ！！」
後ろから、円堂くん達の喜びの声が聞こえる。
僕は、未だに勝利というものが理解できなかった。
……本当に勝った？
嘘じゃなくて？
ドッキリじゃなくて？
幻想じゃなくて？
頭がグルグルしてくる。
すると。
涼野「ちょっと……いいか」
僕のところにやってきた、涼野くん。
海斗「？ ……うん、構わないけど」
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連れて行かれたのは、韓国代表の控え室だ。
入ると、まだ誰もいなかった。
僕はただ、涼野くんの後を追うしかなかった。
ピタッと涼野くんが立ち止まる。
……まさか。
背中に嫌な汗を掻く。
僕のほうを振り向く涼野くん。
すると、いきなりロッカーに僕を押し付ける。
海斗「す、涼野くっ……！？」
一気に涼野くんとの顔が近くなる。
あと数センチ……の所で涼野くんの動きが止まる。
涼野「片倉……だな」
海斗「！！！」
今まで一言も喋らなかった涼野くんが、口を開く。
けど、僕はそれを否定した。
海斗「ち、違う……」
涼野くんの吐息が僕の顔にかかる。
ドキッと心臓が高鳴る。
涼野「嘘を付くと……キスをするぞ？」
海斗「なっ……！////」
これは、ヒロトくんと同じ手口じゃないか！？
僕は無言で、首を横に振る。
涼野「そうか……あくまで否定する気だな」
♪チュ
海斗「！！？/////」
一瞬触れるだけのキス。
そしてそのまま、涼野くんは僕の……カツラを外した。
A「あ……//////」
涼野「やっぱりな。……嘘をつくから、こんなことなるんだぞ」
涼野くんは、優しく私の髪を撫でる。
A「か、返してよぉ……/////」
先程のキスで顔が真っ赤になりつつも、涼野くんの手からカツラを取り返す。
涼野「……大丈夫だ。誰にも言うつもりは無い」
わた……僕はカツラを付け直し、涼野くんを見る。
海斗「……ありがと////」
そう言い残し、僕は部屋を出た。
涼野「……頑張れ、‘片倉’」
120．【嘘つき】涼野Side→←118．【初めての試合は】
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月見野あまね(プロフ) - カイ いやいやーｗあまねはいっつもネガティブだよー？ｗ＞半田かりん もちろんだよ！初めてのイナイレ仲間だからねっ！あまねが忘れるわけないじゃないかー！ (2012年1月22日 18時) (
レス) id: bf627e095d (このIDを非表示/違反報告)
半田かりん(プロフ) - 久しぶり！覚えてるかな？ (2012年1月22日 17時) (レス) id: 337895bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
月見野あまね(プロフ) - カイ じ、自身持てって言われてもなぁ……本当に駄作だし……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ＞黒野さん じゃ、若干暴走気味！？ど忘れじゃないですよ！？あ、あと応援さんきゅーです！ (2011年10月3日 16時) (レス) id: bf627e095d (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 文才なかったらおもしろ度評価低いよ、だから自身持て！！ (2011年10月1日 10時) (レス) id: 7b51cf2199 (このIDを非表示/違反報告)
月見野あまね(プロフ) - カイ あまねがモテるってどーいう事？あとあと！私には文才は無いのっ！！ (2011年9月30日 20時) (レス) id: bf627e095d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見野あまね | 作成日時：2011年9月10日 11時
