109．【むー……】 ページ11
＊次の日＊
太陽の日差しを浴び、僕は目が覚めた。
しかし、体が一向に軽くならない。
まだ熱が下がっていないのだろう。
海斗「ん……」
ムクリと起きると、そばには毛布に包まった吹雪くんが眠っていた。
海斗「ふ、吹雪くん……朝だよ」
ゆさゆさと、重たい体で吹雪くんを揺さぶる。
吹雪「う……ん……」
……起きないなぁ。
♪コンコン
海斗「あ、どうぞ……」
熱のせいか、かすれた声がでてしまった。
秋「片梨くん、大丈夫？熱は下がった？」
入ってきたのは、体温計を持った木野さんだった。
吹雪くんの姿を見ると、若干苦笑いをした。
海斗「ううん……まだ下がってないみたい……」
秋「はい。一応、測ってみて」
木野さんに体温計を渡され、脇に挟む。
その間、木野さんは吹雪くんを起こしている。
秋「ほーら！吹雪くん！朝ごはんできてるよ！」
僕と同様、吹雪くんの体を揺さぶる。
吹雪「ん……僕は……」
うっすらと目を開け、起き上がる吹雪くん。
すると、ピピピと体温計の鳴る音が聞こえた。
秋「片梨くん、何度だった？」
海斗「38．0……」
吹雪「まだ……熱あるの？」
ガクリとうなだれる僕。
残念だね……と、吹雪くん。
お粥作ってくるねと、木野さん。
吹雪「え！お粥！？僕が食べさせたいっ！」
秋「ダメ。吹雪くんは特訓があるでしょ？」
吹雪「今日は休むっ！」
海斗「ダ、ダメだよ……僕の分まで特訓してきてよ……」
吹雪「むー……」
秋「ほら、片梨くんは着替えるんだから。でてね？」
渋々といった様子で、部屋を出て行く吹雪くん。
……本当は、吹雪くんに食べさせてもらいたかったけど。
そんな想いが、一瞬頭をよぎった。
110．【風邪薬？】吹雪Side→←108．【寝てもいい？】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月見野あまね(プロフ) - カイ いやいやーｗあまねはいっつもネガティブだよー？ｗ＞半田かりん もちろんだよ！初めてのイナイレ仲間だからねっ！あまねが忘れるわけないじゃないかー！ (2012年1月22日 18時) (
レス) id: bf627e095d (このIDを非表示/違反報告)
半田かりん(プロフ) - 久しぶり！覚えてるかな？ (2012年1月22日 17時) (レス) id: 337895bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
月見野あまね(プロフ) - カイ じ、自身持てって言われてもなぁ……本当に駄作だし……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ＞黒野さん じゃ、若干暴走気味！？ど忘れじゃないですよ！？あ、あと応援さんきゅーです！ (2011年10月3日 16時) (レス) id: bf627e095d (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 文才なかったらおもしろ度評価低いよ、だから自身持て！！ (2011年10月1日 10時) (レス) id: 7b51cf2199 (このIDを非表示/違反報告)
月見野あまね(プロフ) - カイ あまねがモテるってどーいう事？あとあと！私には文才は無いのっ！！ (2011年9月30日 20時) (レス) id: bf627e095d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月見野あまね | 作成日時：2011年9月10日 11時
