私の【愛】は止まらないっ！『約ネバ』

続編決定！！ ページ27

続編が決定しましたー！こんなに人気になったのは初めてなので嬉しいです！これも読者様のおかげです…泣


これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします！

おまけ小説を用意しました。




※以下、合宿前の会話


合宿にはどんな子達が来るんだろう。
ふと、車に乗る前に考えた。


まあ、どんな子が来ても偉大なるノーマンを前にして敵意を表す奴はいないだろう。



「ノーマンの魅力で世界を魅了し、統一する日もそう遠くはないと思う…」

「来るといいな」

「そして私はそのノーマンの最初の彼女かつ先駆者として生きていくわけだ」

「最初のって…ノーマン何人彼女作るんだよ」


レイside


意識高ぇな相変わらず。思わず半目になってAを眺める。


こいつ黙ってれば本当に顔面偏差値が高いからモテるだろうにカバー出来ない言動が全てを無駄にしている。


まあこいつに至ってはノーマン以外の男からモテても嬉しくないのだろう。


一度は言ってみたいぜそんなこと。





「いいからその無駄にでかいキャリーケース積んで来い。でかすぎんだろ…女子か」


「いや女子だよ」



ノーマンを見てみろ、あんなにコンパクトじゃないかと言えばノーマンの方を一瞥したAは、あぁ、と声を漏らしてなんともないようにのたまった。



「ノーマンの服とかその他諸々が私のに入ってる」


「は！！！？むしろ何故入ってる！！？だからノーマンあんな身軽なのか！！頼むから少し違和感を感じてくれノーマン！！！」



ノーマンの感覚麻痺してる！違和感仕事して！いつかきっとノーマンはその甘さによってAに付け込まれ…あっもう時すでに遅しだった。

ここにはもうまともな奴なんていなかった。第3ハウスはすでに終わった。




一方でそのすべて元凶であるAはふっ、と薄く笑ったかと思えばいきなりまるでこれから壁の外に調査に行くときかのような勇ましい顔をしやがって純粋な殺意と同時に物凄く嫌な予感がした。



「ちなみに下着も入っている」


「いいか、この合宿中ノーマンの半径1m以内に入るなよ。入った瞬間ボールが飛んでくると思え」


「悪いが私はなにも聞いていない」


「聞けよストーカー」


お前が居るだけでもはや問題なんだよ。


思わずげんなりとして呟いたもののすっとぼけようとしているAにブチ切れそうになる。


こいつ一切の容赦なく通報してやろうかこの野郎。そして禁断症状でも出て死ぬといい。

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